引越しは、そう何度もしたことがなくて、いざ引越しをすることになると、なにをしないといけないのかアタフタしたことはありませんか?
私も引越し先を決めることは真っ先に思いついて(当たり前ですね)、すぐにネットで調べて不動産屋さんに行って手続きしました。
その後は、住民票の移動やインターネットの手続きなど、思いついたことを順番に行っていましたが結構な数になったので、次回のためにもまとめておくことにしました。
引越しの1ヶ月前にはやること
私の場合、年度末前の繁忙期に引越しが決まり、しかも引越し日まで1ヶ月の余裕はなかったので多方面の方に無理を言ってしまいました。引越しをストレスなく進めるためにも、余裕を持って進めましょう。
- 引越し先の賃貸契約の手続き
- 現住宅の賃貸契約の解約の手続き
- 引越し業者選び
賃貸契約の解約の連絡時期は、賃貸契約書を確認しておいてください。一般的な1ヶ月前よりも前に連絡が必要なケースがあるようです。
引越し業者選びについては、複数の業者さんに見積もりを依頼し、比較して選ぶとよいです。私の場合は、時間的余裕がなかったので、有名どころの業者さん2社を比較して決めましたが、もっとお得なところがあったかもしれません。
また、特に冷蔵庫や洗濯機などの大型の荷物になるものは、なにを持っていくのか、なにを処分するのか、予め決めておきましょう。見積もりのために業者の方が来られた時に聞かれ、その場でひとつひとつ考えたため、時間が余計にかかってしまいました。
引越しの2週間前くらいにはやること
インターネット開通の申し込みなど、申請から実際に使えるようになるまでに時間がかかるものです。
- 固定電話の変更手続き
- インターネット環境の変更手続き
- 引越し先の下見
- 家電等の新たに購入するものの準備
- 不用品、粗大ごみの廃棄の準備
現在は携帯電話の普及で、固定電話やインターネット環境が数日使えなくてもそれ程不便ではないかもしれませんが、引越し後もなるべく早く使えるように、変更手続きは早めにしておきましょう。
引越し先の下見については、可能であれば実際に見ておいたほうがよいと思います。大型家電、家具のレイアウトを予め決めておけば、引越し当日にスムーズに運びいれができますし、コンセントの数と位置によっては電源タップや延長コードが必要になるかもしれません。あと、カーテンのサイズもチェックしましょう。縦に長すぎると床を擦ってカーテンに埃がついてしまいますよ・・・
引越しを機に家電や家具を新たに購入する場合も、納期に余裕をみて準備は進めたほうがよいです。私は洗濯機を新たに購入し、引越し当日に配達してもらいました。引越しの前日、前々日は、荷造りや掃除で手一杯で洗濯する余裕がもてなかったので、すぐに洗濯できて助かりました。
引越しをすると、どこにあったのかというくらい不用品が出てきます。また、古くなった家電なども廃棄することが多いので、不用品や粗大ごみの回収の段取りをしておく必要があります。行政での回収は、3月など引越しの多い時期や、土曜日や日曜日は早くから予約が埋まってしまうので、日程を調整するか民間の処分業者を紹介してもらいましょう。
引越しの1週間前くらいにはやること
引越し直前にしようとしても余裕がなくなるので、早めに行いましょう。
- 転出届の提出
- その他、役所での手続き
- 電気、ガス、水道の手続き
- その他サービスの手続き
- 郵便局の転居届(郵便物転送サービス)
役所では転出届の提出以外にも、国民年金や国民健康保険に加入している場合は手続きが必要です。身分証明書・印鑑を持って行きましょう。
電気、ガス、水道は、現在利用しているものの使用停止の手続きと、ガスについては、使用開始の手続きが必要です。電気、水道については、事前の使用開始の手続きは必要ないと思いますが、必要な場合があるかもしれないので念のため確認してください。
その他、銀行口座、クレジットカード、新聞などの住所変更や解約の手続きも必要です。もしも住所変更をし忘れたものがあったとしても、郵便局へ郵便物の転送サービスを申し込むことで、引越し後に転送されてきた郵便物から気がつくことも出来るので、郵便局への転居届も申し込んでおきましょう。
引越しの3日前くらいにはやること
引越しは目前です。最も作業量が多いため、計画的に進めたいです。
- 荷物の梱包
- 清掃
いま使うもの以外は梱包を済ませておくのが理想ですが、現実は非情です。私はなかなか時間がとれなくてできませんでした。結局、引越し前日はほぼ徹夜で梱包し、掃除は引越し後に出向いて行いました。
清掃は、引越し当日の作業量を少なくするためにも、水周りなどの出来るところから進めましょう。また、梱包作業とゴミ出しも順次できれば、作業スペースも広くとれるようになり、作業効率もあがります。
引越しの前日までにやること
順調に進めることができていれば、主に確認作業になります。
- 貴重品の確認
- 荷物の確認
- 冷蔵庫、洗濯機の水抜き
- 家具、家電のレイアウトの作成
現金や印鑑、貴金属といった貴重品と、着替えや薬など引越し当日に必要なものは、引越し業者さんに運んでもらう荷物にまぎれないようきちんとわけておきます。
運んでもらう荷物は、なにが何個あるのかメモしておきましょう。特にダンボールは、サイズ別に個数をメモしたり、ダンボール自体に連番をつけておくなどし、運び忘れがあってもすぐに分かるように工夫しましょう。
冷蔵庫は電源を切り、冷凍室の氷や蒸発皿の水を捨てます。電源を切る手順は機種によって異なるため説明書を確認してください。製氷機能のある冷蔵庫の場合は、電源を切る手順に時間がかかる場合があるので注意が必要です。洗濯機の場合も、わりと手順が面倒な場合があるため、説明書を確認し水抜きを行ってください。
レイアウトの作成は、引越し先の間取り図を元に、家具、家電の配置を記載して作成します。引越し業者の方に渡すことで、荷物の搬入をスムーズに行ってもらえます。
引越しの当日にやること(引越し前)
事前の準備ができていれば、それ程大変ではありません。できていればですが・・・
- 残りの荷物の梱包
- 引越し作業の立会い
- 清掃とゴミ処理(運び出した後)
引越し当日まで使用していたものを最後に梱包します。貴重品や当日に使うものなど、自身で運ぶものも確認しましょう。
引越し作業の立会いでは、運び出すものの確認や引越し先でのレイアウトなど色々と聞かれます。特に気をつけて運んでもらいたいものなど、注意して欲しいことがあれば、一緒に伝えましょう。また、ないとは思いますが、引越し先の住所が誤って伝わっているかもしれないので、引越し業者の方からの確認がなければ、こちらから確認しておくと安心です。
荷物が運び出されたら、最後の清掃とゴミ処理です。家具の裏やベッドの下だったところも掃除できるようになります。実際に荷物を運び出してみると、不用品がなぜかあったりして、結構な量をゴミ処理することになるので、余裕をもってゴミ袋は用意しておきましょう。
引越しの当日にやること(引越し後)
引越し先での作業です。ここまでくれば、時間に追われることがなくなるので、少しホッとしますね。
- 荷物のチェック
- 引越し料金の支払い
- 電気、ガス、水道の確認
運び出した荷物が、すべて運び込まれているか、壊れたものはないか確認します。問題がなければ、引越し料金の支払いですが、もしかしたら業者さんによっては、支払いのタイミングが異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
電気、水道が使えるか確認します。ガスについては、使用開始時はガス会社の方の立会いが必要となります。私は、事前に使用開始の手続きで、引越し当日を予約しておきました。お風呂のお湯をガスで沸かすタイプだったので、どうしても必要でした。
引越し後にやること
以下も、忘れないうちに、なるべく早く行いましょう。
- 転入届の提出
- その他、役所での手続き
- 電気、水道の使用開始
- 運転免許の住所変更
- その他の住所変更
電気、水道については、引越し先に、電気使用申込書と水道使用開始申込書が、備え付けられていると思いますので、記入して提出してください。もし見当たらなければ、念のために問い合わせてみてください。
運転免許の住所変更は、免許の更新通知が届くように変更しておきましょう。その他、通販に登録してある住所など、変更もれがないかもう一度考えてみましょう。
おわりに
引越しは、ほんとうに大変でした。引越しを趣味のように、何度も繰り返している方もおられますが、慣れると大変ではなくなるのでしょうか?それとも、なにか秘訣があるのでしょうか?
当分の間、引越しはしたくありませんが、次回の引越しはスムーズに進めたいので、調べてみて秘訣があるのなら別途まとめてみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。