商品ページの写真のようにはなかなかならないもの
メダカをネットで購入する場合、成魚、稚魚、卵での販売をよく見ます。
商品ページには、それは見目麗しい写真が掲載されています。
が、三色などの模様・柄のある種類だと、成魚を、しかもグレードの高い個体を選ばないと、写真のような個体は手に入らないようです。
でも、そのようなグレードの高い個体は、お値段もお高いのです…
そこで、成魚ではなく、比較的お手軽な稚魚や卵が選択肢にでてくるのですが、そうそう掲載されている写真のような個体は育たないみたいです。
でも、希望があるとなると、ついつい手を出してしまうのが人の愚かなところなのでしょう(笑)
さしずめメダカガチャでしょうか、日本人はガチャが大好きですしね。
そもそも商品の表示としてどおなの?
商品ページに掲載されている写真のような個体が育つ可能性が極めて低い種類もあると思います。
同じような個体が育つ可能性は〇〇%と記載しているところもありますが、一切記載のないところもあります。
注意として、”写真のような個体が100%得られるものではない”と予防線を張るのは、生き物を扱う場合仕方がないと思いますが、もう少し具体的な数値が欲しいと思うのは我がままでしょうかね?
とまあ、何が言いたいかというと、メダカの稚魚や卵を購入しても、掲載された見目麗しい個体になる保証は全くないということです。
今、メダカの稚魚や卵を購入する場合、不本意でもそれを納得したうえで購入するしかないですね・・・
あ、成魚の場合でも、ネットで購入する場合、実物を確認できないので、メダカガチャには変わりないのか。
勝率は高いとは思いますが…
親とすごく似通った子供が生まれる、固定率が高い種類だと、こういったヤキモキする必要はなくなるのかも?
メダカガチャ、それはそれで楽しいのですけどね(笑)
と、ネガティブなことを言ってきましたが、ある程度お安く購入できるので、割り切ってガチャを楽しむのもありかと思います。
そういう考えに至った…、至らないとやってられないと思ったきっかけが、黄金三色錦というメダカが欲しいなと思い、稚魚を試しに買ったことでした。
Yahoo!ショッピングより
メダカ1匹に数千円、数万円を出すというのには、まだまだ抵抗があるので、妥協しちゃったんですね…
オークションだと、もっとお高い落札額もあるみたいですけど、正直すごいなぁと思っちゃいます。
本当に前置きが長くなりましたが、黄金三色錦メダカの稚魚20匹を購入し、育てた結果に参りましょう。
購入した稚魚20匹
稚魚は、丈夫そうな透明なナイロン?袋に収められ、発泡スチロールの箱で送られてきました。
20匹購入で、死着保障分を含め24匹だったかな?入っていました。
死着は2匹だったと記憶しています。
ぱっと見て、肌色っぽい灰色の子ばかりで、本当に黄金になるのかな?というのが第一印象でした。
そんな中、黄金というか、茶色っぽい子が2匹含まれていました。
その2匹でも、茶色が濃い子と薄い子がおり、上の写真は濃い色の子になります。
商品の説明に、固定率はまだまだ低いとあったので、少数派の茶色っぽい子が期待できそうと思いました。
なのですが…
この子、2週間ほど経った頃、お星さまとなってしまいます…
最終的16匹は大きく育ち、結構高確率で大きくなったと思えるだけに、本当に残念でした。
黄金三色錦メダカと呼べる個体は…?
ある程度大きくなり、模様も確認できるようになった様子がこちら。
まず、小さい頃はそれほど茶色っぽくなかったけど、いつの間にか茶色っぽく育った子です。
購入時に茶色っぽいのが2匹いたと言った子とは違うはず。
正直、黄金三色錦メダカの黒い模様がない黄金のみ出た子なのかどうなのか分かりませんが、他に候補がいないので、次代へのお母さんとして使いました。
たくさん卵を産んでもらおうと、贔屓して餌を与えたり、生きたボウフラを与えていました。
青いスプーンでボウフラを与えていたら、スプーンを出すだけで寄って来るように!
愛い奴じゃ(笑)
他の、全然茶色っぽくなかった子も、そのうちの数匹には、以下のような黄金?の模様がでました。
スマホのカメラの扱いが下手でごめんなさい。
水面が反射して見難いですが、体の一部に黄金(笑)ぽい模様が出ています。
さらに、黒い模様も薄くはありますが出ている子もいるので、黄金三色錦メダカと呼べるのかなぁ、と悩ましく思うのでした。
で、その他のほとんどの子は、以下のように白っぽい子になりました。
あと、見るからに胴が詰まった子が何匹か含まれても居ましたが、見間違いではなく、大きくなってもそのままでした。
最初に茶色っぽい子が2匹いて、濃い子はお星さまになりましたが、薄い子の育った姿がこちらなんです。
うっすらと黒い模様も見えるので、黄金三色錦メダカと呼んでもいいのか、こちらも悩ましい…
ちなみに、こういう胴が詰まった子を”だるまメダカ”と呼ぶそうです。
一生懸命泳いでいる姿は可愛いですよ♪
ということで、黄金三色錦メダカ、と呼んでもよい子がいたのか?については、微妙な結果となったのでした…
第二世代(F1)の育成結果
メダカのネット販売を見ていると、F1という記述がありました。
これは、子の世代のことみたいで、孫の世代になるとF2、ひ孫になるとF3と続いていくみたいです。
なので、購入した世代を親世代として、子の世代をF1と真似して呼んでみようと思います。
ということで、F1世代で生まれた子がこちらです。
白っぽいだけの子が大多数を占めますが、茶色っぽい(もう黄金と記述していなかったことに気が付いた(笑))子をピックアップしてみます。
茶色も、茶色っぽい茶色と、オレンジに近い茶色、黄色に近い茶色と、どうも3系統あるように思えます。
ただの個体差なのか、経験値の低い私には何とも言えないのですが…
しかし、ネット販売の写真にあるような、黄金には程遠いですね(;´・ω・)
それでも、茶色っぽくなる子は、ぱっとみて10%もいないので、このメダカガチャはなかなか厳しい部類かもです。
その他、ほとんどは白っぽい子ですが、中には白と黒の子もおり、その中で黒が濃い子がいました。
どうも、黒の模様が薄い子が多いので、この黒が濃い子を親としてみるといいのかなぁとちょっと考えています。
ひ孫のF2世代は現時点でまだいないので、結果はまた後日、報告できたらなと思います。
目が赤くなる子が!?
親の世代で、茶色っぽい子がメスだったので、薄いけど黒い模様があるオスとの卵を採ろうとお見合いさせて、観察しているときに、目の色が変わってる!?とびっくりしたのでした。
通常がこちら。
左がオスで、普段は赤くありませんが、急に動いたときに、白目の部分が赤くなるのです。
どうでしょう?赤くなってますよね?
他の子で、目が赤くなる子は確認できていないので、なかなか珍しいのかなと。
赤くなっても、次の瞬間にはすぐに白に戻るので、単に目が充血しているのかなとも思いますが(笑)
ともあれ、珍しいのかなぁと思い、載せてみました。
メダカガチャの感想
ネット販売のページにあるような黄金三色錦メダカは、非常に残念ですが当たりませんでした。
茶色っぽい子の子を累代していっても、写真にあったような子は出てこないと思われます。
そもそも、黄金三色錦メダカの親の個体を、写真以外で見たことがないので、黄金三色錦メダカと呼んでもいいのか、全然ダメなのか判断付かないのです。
太陽の光の反射具合によっては、黄金に見えたりもする子もいるので、余計に判断に困ります。
もしかしたら、光のあて具合で上手に写真を撮れば、商品ページあったような黄金色になるのかなぁと。
と、いろいろと思うところはありますが、これがメダカガチャ。
愛着もありますし、黄金三色錦メダカかどうかは関係なく、育てていきたいと思います。
あ、でも、増えすぎた子たち、だれか引き取ってくれないかなぁ(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。