「きまぐれ オレンジロード」を知ってますか?

個人的にお気に入りのコミックの紹介です。

最近思うことは、コミックや小説を集めすぎると、邪魔で仕方ないということです・・・
それでも、子供に戻ったとしても、また集めるだろうと思うコミックをお気に入りのおすすめとしてご紹介したいと思います。

そこで、第1回は「きまぐれ オレンジロード」にしてみました。

きまぐれオレンジロード

たいていの本はダンボールに入れてすぐに取り出せない状態なのですが、子供の頃から気に入っていたのか、すぐに読み返せるように仕舞わずに棚に出し続けていたのが、「きまぐれ オレンジロード」なんです。

ブログのタイトルや、サッカーで好きなチームはオランダ代表(ユニフォームがオレンジ)など、私がオレンジが好きなのはここから来ていたり・・・は、しないかw
さすがにないよね。

だいだいだいだい

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よかったらこちらも見てみてください。

きまぐれ オレンジロード(まつもと泉)

「きまぐれ オレンジロード」は、優柔不断な少年と2人の少女との三角関係をテーマにしています。
中学から高校のお話なので、ほぼ同じ年代ということもあり、特に気に入ったのかなぁ。

しかも優柔不断な少年、春日恭介は超能力一家という要素が入っていて、そういえば超能力ブームがあったなぁと思いだします。
ヒロインの2人は、不良少女の鮎川まどかと、妹分の檜山ひかると、こちらもちょっと当時の世相を反映しています。

そんな3人が繰り広げる学園ラブコメが、「きまぐれ オレンジロード」です。

始まりは、恭介が転校してくるところから始まります。
新しい町を散歩中に階段を上っている途中で、鮎川の風に飛ばされた赤い麦わら帽子を超能力でキャッチして2人は出会います。

この赤い麦わら帽子は、「なかなか似合ってるよ」と言われて恭介はもらっちゃいます。
そして、最終巻でもう一度キーアイテムとして出てきます。

きまぐれオレンジロード

最初の出会いはすぐに終わりますが、後日、新しい学校に登校して彼女が鮎川で不良少女だと知るも、恭介は気になってしまいます。

もう1人のヒロインのひかるちゃんとは、放課後にタバコを吸っているところを見て、注意するという出会いです。
そう言えば、不良少女という設定のためか、タバコを吸っていたり、ビールを飲むシーンがあったような気がするけど、今の時代だとNGなんでしょうね、たぶん。

ちなみに、ひかるちゃんは学年が下の後輩です。

その後、たまたま超能力を使って恭介がカッコよく見えるシーンがあって、ひかるちゃんは恭介が気になり始め、恭介、鮎川、ひかるちゃんの三角関係が始まります。

ひかるちゃんは鮎川を姉のように慕っていて、2人はとても仲がいいです。
ひかるちゃんは素直で、すぐに鮎川に恭介が気になると相談し、ひかるちゃんが可愛い鮎川は素直に恭介に接することができなくなります。




そんなあやふやな関係のまま、たくさんのイベントが発生するんですけど、恭介一家が超能力持ちという設定のため、テレポートできたり、念動力が使えたり、心が読めたり、過去に行ったりと結構ハチャメチャです。
それにしても、恭介の超能力は万能だなぁ(笑)

なのですが、ハラハラしたり、じれったかったり、いや、そこは頑張れよ恭介と思ったりと、楽しめる内容になっています。
優柔不断な恭介は、鮎川に行ったと思えば、ひかるちゃんにフラフラしたりと、女の子には不評だったのかなぁ。

そんな3人のあやふやな関係も、終わる時が来ます。
そんな終わり方どうなのさ・・・となる作品も多くありますが、「きまぐれ オレンジロード」は個人的に良い終わり方をしたと思っています。

やっぱり、ハッピーエンドが一番ですね。
無駄に後味を悪くする必要は無いと私は思うのです。
最後にちゃぶ台をひっくり返されると、萎えてしまいますから・・・
まあ、個人的な意見なので、スルーしてもらえればと思います。

ちなみに、以下は当時の定価です。

きまぐれオレンジロード
(クリックすると拡大します)

当時は、消費税が必要ないので360円でした。
物価が上昇しているのを感じますww

あと、たしか初版本ではないはずなので、今思えばちょっと残念ですかね。

そういえば、当時は下敷きが流行っていたと思います。
「きまぐれ オレンジロード」も何種類も発売されていましたが、今と違いネット通販がないので、思春期の男の子にはちょっとハードルが高かったなぁ・・・

それでも、いくつか購入し、クリアポケットリーフというのかな?透明な袋に1枚ずつファイルしていたんですけど、何処にいったんだろうか・・・
大学に通うために実家を出てからの、行方が不明ですw




デジタルコミック(電子書籍)もありました!

30年くらい前に刊行されたオレンジロードですが、デジタルコミックにもなっていました!
いやぁ、すごい時代になってきましたね。

さて、こちら1巻です。
なんとカラーです!?
色がついているみたいです。


(クリックするとAmazonに飛びます)

最終巻は18巻です。
ずいぶん、絵のタッチが変わってます。


(クリックするとAmazonに飛びます)

カラーではないバージョンもあるようです。
こちらは全10巻の模様。1巻あたりのページ数が違うのかな。


(クリックするとAmazonに飛びます)

商品ページに「なか見!検索↓」という機能があって中身を確認できるので、カラーがいいのかモノクロがいいのか、最初に確認するといいと思います。




おわりに

自分が好きな作品を紹介するのも、気恥ずかしいものですね。

「きまぐれ オレンジロード」は、アニメ化もされ、OVAもあったりと、当時は人気の作品だったと思います。
今は、デジタルコミックで何時でも読むことができるので、電子書籍にも挑戦してみようかなぁ。

後日談の小説やOVAもあり、たぶん、探せば出てくるはずと祈りたい!
捨ててないよね?(´д`)ママン…

あ、CDもあったと思うけど、どこにいったのだろうか・・・

そういえば、鮎川はビッチ設定の予定だったとどこかで聞きましたが、そうならなくて良かったです、マジで!
その設定だと、少年誌には厳しすぎますから!!

そんな英断をした作者のまつもと泉先生の他の作品も集めてたりします。
以下は短編集ですね。

まつもと泉

他にも、セサミストリートとか、購入したはずなんだけど、こっちも探せば出てくるかなぁ。

「きまぐれ オレンジロード」は、面白い作品だと思うので、一度読んでみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。