難易度は低いメダカの飼育!

小学生の頃、橙色っぽいヒメダカを飼っていた記憶があります。
当時は、黒っぽいの、白っぽいの、橙色っぽいのの3種類くらいしか居なかった気がしますが、なんと、今では青いメダカがいるのです。

おまけに、胸ビレや尾ビレが長いヒレ長なる品種が居るらしく、優雅なその姿に即ポチッとネット注文。
あれから約1年が経ち、最初は8匹だった青いメダカは、今では数十匹になって元気に冬を越してくれました♪

メダカ 青幹之 ヒレ長

近所のおばさん達にお裾分けしてもこれだけ残っているので、メダカの繁殖力ってすごいですね。

昔飼っていた時、こんなに増えた記憶はないのだけど・・・
子供だったし、飼育環境が良くなかったのかなぁ…(-_-;)

とりあえず、飼育難易度は低いと思うので、気軽に挑戦できるかなぁと思います。
メダカの泳ぐ姿に癒されてみては?








今はネットで購入できる改良メダカ達!

青いメダカが居ると知り、もうびっくりしちゃって、興味本位でいろんな色が詰め合わされたMIXメダカなるものをはじめはネット注文しました。
ちなみに、新しい種類のメダカは、改良メダカと呼ばれているらしいです。

さて、詰め合わせなので、いろいろな種類のメダカが20数匹入っており、その中の4匹くらいが青いメダカでした。
が、生きて届いたのが2匹だったかな?その生きていたメダカも、たまにクルクルとお腹を上にしてしまっていて、翌日にはお星さまとなってしまいました・・・

そこで、ムキになってしまって、青幹幸(みゆき)というらしい青いメダカを狙ってネット注文しようと思ったら、ヒレの長い種類もあると知り、そちらを注文することに。

メダカ 青幹之 ヒレ長

生き物ということもあり、注文の翌日には届きました。
輸送中にお星さまになることも多いのか、4匹+死着保障2匹の6匹とあるところ、さらにもう2匹のプラスαの計8匹が届きました。

メダカ 青幹之 ヒレ長

未だに種類の名前がいまいちよく分かりませんが、”天女の舞”や”青幹之ヒレ長スワロー”という品種名?でした。
天女の舞とか、ヒレ長を模した名前がイケてます!!(この表現はイケてないですね(笑))

先の詰め合わせを注文した業者さんより近い県の業者さんを選んで注文したのが功を奏したのか、8匹とも元気に届きました。
メダカのネット通販は危険かもと思いかけていたので、無事に届いて安心しました。

メダカ 青幹之 ヒレ長

通販がダメなら近くのお店で買うしかないけど、多種多様なこれらの改良メダカを売っているお店がないから、ネットで買えるのは大助かりです。
今は田舎に引っ越したので、お店が少ない(・・・ないともいう(笑))のが不便です、いやホント・・・
GoToイート、なにそれ美味しいの?状態です。
夜は真っ暗です、懐中電灯必須です(笑)
毎日23時には寝ちゃいます、遊ぶ所がないので・・・

おっと、愚痴が零れ出てしまいました・・・

それにしても、長いヒレは優雅ですね♪
その長いヒレをユラユラと、邪魔そうに(笑)泳ぐ姿は非常に癒されます( *´艸`)

到着3日目から卵を確認!?

メダカの容器にと用意していた発泡スチロール、温度変化が緩やかになるとかで、メダカに優しいのと、近所のスーパーで頂けてお財布にも優しい優れた容器です(笑)

メダカ 青幹之 ヒレ長

用意していた環境を気に入ってくれたのか、すぐに卵を産んでくれるようになりました。
あ、梅雨時期の6月末くらいだったと思います。

メダカ 青幹之 ヒレ長

こちらは後から知って撮った写真ですが、愛を育んでいるいるところらしいです。

メダカ 青幹之 ヒレ長

写真のスポンジのような浮きに足が生えた、タコのような形の物は、産卵床と呼ばれる卵を産み付けさせるためのものです。

まあ、この産卵床にはなかなか産み付けてくれなかったんですけどね・・・
メダカにも個体ごとに好みがあるそうな・・・

それでも産み付けてくれることもあり、採取した卵がこちら!

メダカ 青幹之 ヒレ長

スマホでの接写は難しい・・・、ピントが卵に合わない・・・

さらに8日くらい経過した卵がこちら。
卵の色が濃くなったおかげか、今度はピントが合っているように・・・、思える?(笑)

メダカ 青幹之 ヒレ長

目がはっきりとしてきています。

水温が高くなってくると、8日もあれば孵化するらしいですが、この時は梅雨時期で肌寒い日が多かったから時間がかかっています。

メダカ 青幹之 ヒレ長

孵化まで時間がかかると、カビが生えるリスクが・・・
私の管理の仕方が悪いのか、2割くらいの卵に白いカビが生えてしまいました・・・

と、カビが生えるというショックなこともありましたが、無事に稚魚が孵化しました!!

メダカ 青幹之 ヒレ長 メダカ 青幹之 ヒレ長

メダカ業界(?)では、この孵化したばかりの稚魚を”針子”と呼ぶそうです。
針みたいに細長いからかなぁ?

その後、1匹孵化してからは一気に賑やかりなり、1日に10匹以上孵化することもあり、ちょっとアワアワ慌ててしまいました(笑)

メダカ 青幹之 ヒレ長

針子は、黒っぽい色をしています。
これが大きくなると、青っぽい色になるのでしょう。

大きくなるのが楽しみだった梅雨時期でした。

針子の成長と体外光とヒレ長と

1㎝にも満たない小さな小さな針子も、2週間もすればちょっと大きくなってきます。

メダカ 青幹之 ヒレ長

1㎝を超えるくらいにはなりましたが、色は青というよりも、まだまだ黒っぽいです。

さらに10日くらい過ぎると、大きさのバラツキが激しくなり、大きいものは2㎝を超えるけど、小さいものはあまり大きくなりません。
餌の取り合いが上手な子はどんどん大きく、下手な子は現状維持な感じになるみたい・・・
餌はたくさんあげていると思うのだけど、難しい・・・

メダカ 青幹之 ヒレ長

2㎝を超えてくると、黒っぽかった色も、青みを帯びてきて、姿形も親に似てきました♪
やったね!!

さらに1か月ちょっと経つと、親よりちょっと小さいけど、ほぼ親と似た姿になりました。

メダカ 青幹之 ヒレ長

と、ここでふと思ったのがメダカの額、目と目の間が濃い青い色の子と、背中の色が口の先まで続いている子が居ることに気が付きました。

どうも、背中のキラキラする鱗?模様?を体外光と呼ぶらしく、この体外光があるメダカが幹之メダカと呼ばれるみたい。

で、同じ体外光でも、背中だけだったり、目のあたりまでだったり、口まで伸びていたりと色々あり、口まで体外光が伸びているものを鉄仮面と呼ぶそうです。
鉄仮面・・・、可愛くはないですね・・・
まあ、兜を被った様子に例えたのでしょう、気持ちは解りますよ!

なんとなくですが、ネットでの価格も鉄仮面の方が高いようなので、より珍しいのかなと思っています。

その珍しい(と思われる)鉄仮面と呼んでも良さそうなのが1匹いました!

メダカ 青幹之 ヒレ長

頭の先、口まで体外光が伸びています。
この子なら、鉄仮面と呼んでもいいですよね?ね?

ただ、ヒレはまだまだ伸びている最中なのかな?
確かに普通のメダカより長いとは思うけど、親ほどは長くはない。
もっと大きくなれば、伸びてくるのかなぁ?伸びてほしいなぁ。

ということで、今年はこの子の卵を多く採ろうと画策しています。
少しでも鉄仮面の子が生まれやすくなるように!

まあ、この子がオスなのかメスなのか、区別がついていないですけどね(笑)

どんどん成長して増えていくのが楽しい、メダカの飼育

約1年のメダカ飼育ですが、メダカが卵を産むとアワアワ、孵化して針子になってもアワアワ、だんだん大きくなってきて親に似てきてアワアワと楽しい時間を過ごさせてもらいました。

餌も朝昼夕と頻繁にあげたくなり、暇があれば様子を見に行く過保護ぶり(笑)
最初は青いメダカを見て、興味本位で買ったメダカに、ここまでハマるとは思ってもいませんでした。

なにかのメダカ動画で、餌を頻繁にあげたくなっているようなら、メダカ沼に嵌っているらしいです(*’ω’*)

ヒレの長いメダカが珍しいということもありますが、長いヒレをゆらゆらさせて泳ぐ様子をみると、和むのだから仕方がないですね!!

実は、他にも改良メダカを購入しているので、そちらの様子もお知らせできればと思っています。

ああ、今年もいくつか購入しそうな自分が怖いです(*´з`)

これは改良メダカの宿命・・・か?

購入した当時は気が付かなかったのですが、今見ると悲しい現実に気が付きました。

メダカ 青幹之 ヒレ長

この上の写真の子は鉄仮面ポイところまで体外光が伸びていて、姿形のよい子なのですが、下の写真の子を見てみてください。

メダカ 青幹之 ヒレ長

なんとなく痩せている子だなぁとは思っていました。
餌もたくさんあげているのに、一向に太ってくれないのです。
改良メダカは近親で子を為していろいろな色や形を維持させ、確立してきた種類らしいので、体質が弱い子もいるとか・・・
これは改良メダカの宿命、なのですかね・・・
たまたまこの個体の体質なのか、この種類の体質なのか分かりませんが・・・

そして、さらに悲しいのがこちらの子です。

メダカ 青幹之 ヒレ長

人でいうところの、ストレートネックでしょうか?
あ、いや茶化してはダメですね。

首がちょっと曲がっていました。
正直、買った当初は気のせいかなぁとは思っていましたが、だんだん目立つようになってきました。

ざっと調べてみると、こういう子は結構産まれるようです。
しかも、子供にも遺伝しやすいみたいです。

確かに数十匹いる子の中に、程度の違いはあれど、首が曲がっていたり、ちょっと凹んで見える子も多いです。

人の勝手な都合ですが、今年は首が曲がっていなかったり、背中が曲がっていない子の卵を優先して残していきたいと思います。
・・・割り切れ、私!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。