意味が分からなかった用語
メダカを飼い始め、卵の採り方や、針子(この言葉も業界用語かな)の育て方、水替えの量やタイミングなど、都度調べながらのメダカ飼育です。
そんなか、これってどういう意味なんだろうと思う用語があったので、それらをまた見直せるよう個人的にまとめようと思います。
だって、一度調べたものの意味を、なんだっけ?と思っちゃう時が稀にあるのだもの…
用語は随時追加予定、見切り発車感が大いに漂う内容になっちゃいそうです(用語の数的に…)
私なりの解釈となっております
調べた内容が誤っている可能性や、私の理解が誤っている可能性もあります。
私が理解した内容となっているので、その点、ご了承ください。
顕性遺伝・潜性遺伝
メダカの業界用語ではありませんが、メダカの品種改良の記事を読んでいて、おやっ?と思った用語です。
私が子供の頃、遺伝の優先順位を示す際に、優性遺伝・劣勢遺伝という用語でした。
この「劣勢」という言葉のイメージが悪いという理由で、現在では顕性遺伝(優性遺伝)・潜性遺伝(劣性遺伝)と言い換えるようになったようです。
今の世界は、多様性を謳いつつ、異文化の常識を自分たちの常識で塗りつぶそうとする矛盾した理屈がまかり通っているように思えます。
ちょっと息苦しい世の中、ですね…
固定率
親と同じ色・姿形のメダカが生まれる割合のこと。
同じオスとメスのメダカから、いろいろな色のメダカが生まれる可能性があります。
なので、通販で親の写真を見て購入した卵から孵化したメダカが成魚になって、親と違う色をしていることもあります。
歴史の長い品種、幹之メダカなどは固定率が高く、ほぼ親と同じ子供が生まれます。
色素胞
体色を決める細胞のこと。
メダカの場合、黒色素胞、黄色素胞、白色素胞、紅色素胞の4つ。
そのため、金魚のように真っ赤なメダカは(今はまだ)いないらしい。
よく、朱赤と表現されているように、オレンジっぽい赤色はいる(楊貴妃メダカなど)
でも、知らない人が見たら、赤いメダカだねと言いそうなメダカはいると思う。
マツコの知らない世界で紹介されたメダカとかは赤と言ってもいい気がする。
体外光
メダカの背ビレから頭部に向かって伸びる、金属の光沢のような光って見える部分のこと。
口の付近まで体外光が伸びているものほど、グレードが高い(レア)らしい。
ダルマ体形
メダカの口先から尾ビレの方向に対して、胴が詰まったメダカのこと。
背骨の数が少なく、普通のメダカの半分程度しかないらしい。
高水温(30度以上?)で卵を孵化させると、急激な成長に背骨の形成が追い付かず背骨の数が少なくなる…、らしいです。
よちよちと一生懸命泳いでいる様が可愛いです!!
ダルマ体形と普通体形の中間くらいの半ダルマ体形や、ヒカリ体形のダルマもいます。
針子
孵化したばかりの、針のように見えるメダカの子のこと。
ヒカリ体形
背ビレがしりビレと同じように幅広くなっていて、尾ビレもひし形のようになっているメダカの体形のこと。
背骨を中心にして、上下対象になっているように見える。
個人的には、メダカか?と言われると、ちょっと違和感を感じちゃいます(笑)
ヒレ長・スワロー
ヒレが普通のメダカよりも長いヒレのこと。
ヒレ全体が伸びているものをヒレ長、ヒレの一部が伸びるものをスワローと呼ぶらしい。
以下のように、ヒレ全体が伸びているものをヒレ長。
ヒレ長・ロングフィン
ヒレ長は、すべてのヒレが伸びるものを指し、ロングフィンは背ビレとしりビレのみが伸びたもの。
胸ビレが長いと、泳いでいる様が優雅に感じるので、個人的にはヒレ長を推します!
メチレンブルー水溶液
初めて卵を通販で購入した時、青い水に入っていてびっくりしました。
その青い水がメチレンブルー水溶液で、卵にカビが生えるの抑える消毒のようなものです。
他にも、メダカに白いカビが生える水カビ病など、治療にも使える頼りになるものです。
私がメダカを飼育し始めた2020年には、メチレンブルー水溶液が生産中止(?)になっていて、ネットを探しても、近くのホームセンターをハシゴしても、どこにもありませんでした。
結局、町の小さな金魚屋さんをダメもとで尋ねてみると、在庫がありびっくりした記憶があります。
今はまた生産されているみたいで、ホームセンターにあったのを2021年になってから核にしました。
町の小さな金魚屋さんに残っていたメチレンブルー水溶液 メダカの卵にカビが生えてしまい、どうしたもんかと調べていたら、メチレンブルーなる水溶液で防げるとありました。 早速、ネットで購入しようと探してみますが、検索に引っかか …
累代、F2・F3…
親から生まれた子同士で繁殖させ、さらにその子同士とつなげて繁殖させること。
増やしたい姿形・色の良いメダカを親として決め、親と同じような個体を増やすために行われる…らしい。
近親交配になるため、奇形が生まれやすい…らしい。
例えば、より赤いメダカを作り出すため、より赤い個体を親として選び、その子の中からもより赤い個体同士を親にと続けていって、赤いメダカを創出するらしいです。
F2、F3…とは、その累代の世代のことで、最初に選んだ親の子の世代をF2、孫の世代をF3といった具合に表現します。
おわりに
メダカ飼育、のほほんとメダカを眺めていると癒されます。
非常に飼育しやすく、どんどん増えてくれるので、成長する様子も容易にみることができます。
小さな水槽、スーパーでもらってきた発泡スチロールでも飼えますので、近所にメダカを飼育している人が居たら、貰ってみてはどうでしょう。
増えすぎて困っている人、多いと思いますよ(飼育歴1年の私がそうだから)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。