今回は、ロッド(釣竿)を選ぶときに出てくる、知っておきたい用語についてまとめていきます。

釣りを始める時にロッドやリール、ラインといった釣具を選ばないといけないですよね?

そういう時、釣具店の店員さんに相談するのがおすすめです。
店員さんも熱心に教えてくれると思いますが、その説明で出てくる用語の意味が分っていたほうが、自身の納得のいく買い物ができると思います。

釣具はなにげにお金がかかりますからね、後悔しないように揃えたいですよね。

以下、ルアーフィッシング、ショアジギングを想定しています。



ロッドのスペック表をみてみよう

今回は、ロッドを選ぶときに出てくる用語についてまとめていきます。

釣りに関するこれまでの投稿は、以下よりご覧頂けます。

これまでの投稿一覧

月下美人MX 86ML-S・Kのスペック

スペック表の例として、私も買ったダイワさんのメバル用の月下美人MXのスペックを例としてあげます。


(画像をクリックするとAmazonにとびます)

参考:月下美人MX|ダイワ

月下美人MX 86ML-S・Kのスペックは、以下のとおりです。

  • 全長:2.60m
  • 継数:2本
  • 仕舞:134cm
  • 自重:100g
  • 先径/元径:0.9(0.8)/11.4mm
  • ルアー重量:3-12g
  • 適合ライン:フロロ 2-8lb/PE 0.3-0.6号
  • カーボン含有率:94%

それぞれの意味を以下にて説明します。




全長

そのままの意味で、ロッドの長さです。

型番86ML-S・Kの”86”の部分もロッドの長さを示していて、8.6フィートの意味になります。
1フィートは約30cmなので、約2.6mとなります。

短すぎても釣り場所を狭めてしまいますし、長すぎても扱いが難しくなります。
なので、最初は7~8フィートくらいがよいと思います。

継数

ロッドが何ピースで構成されているかです。

ルアー用の場合、2ピースのロッドが多いと思います。
中には持ち運び重視で、5ピースなど、コンパクトに運ぶことができるロッドもあります。

1ピースだと長さがあり移動が大変なので、2ピースがおすすめです。

仕舞

ロッドを各ピースに分割した際の長さです。

1ピースのロッドの場合は、全長=仕舞です。
2ピース以上の場合は、分割した各ピースで一番長いピースの長さです。

持ち運びやすさの目安です。
月下美人の5ピースのロッドだと50cmなので、携行性は抜群ですね。

自重

ロッドの重さです。

月下美人MX 86ML-S・Kの場合、100gです。
数値にしてみると、あらためて軽いんだなと痛感します。

先径/元径

ロッドの竿先の一番細い部分と、手前の一番太い部分で、ガイドなどの部品を除いた太さです。

子供の頃の竿と比べると、本当に細くなりました。

ルアー重量

ロッドで快適に投げることのできるルアーの重さです。

ルアーの重さがこの数字の範囲内の場合に、ロッドのしなりを利用して遠くへ飛ばすことができます。

また、抵抗の少ないジグと抵抗の大きいプラグで、ルアー重量が別々に記載される場合もあります。
多くの場合、ロッド自体にプリントされているので、特に重いルアーを使う際には確認してみてください。

単位はg(グラム)以外に、oz.(オンス)で表記される場合もあります。

オンス表記は、バスフィッシングの場合によく見る気がします。
ちなみに、1oz.は28gです。

適合ライン

ロッドを安全に、有効に使えるラインの目安になります。

月下美人MX 86ML-S・Kの場合、フロロのラインだと2~8lb、PEラインだと0.3~0.6号です。

ここでlbとは「ポンド」と読み、ラインの強度(どの程度の力で引っ張るとラインが切れるか)を示しています。
ちなみに、1lbは約454gです。

ラインの目安には、2~8lbのように幅があります。
この例では、2lb(約908g)未満だとロッドがしなる前にラインが切れてしまい、上手にロッドを使って投げれなくなります。

反対に8lb(約3.6kg)よりもライン強度が強い場合、ラインが切れる前にロッドが折れたり、ガイドが破損する可能性がでてきます。

PEラインの場合は、0.3~0.6号のようにラインの太さで表記されることが多いです。

どういった釣りをするかによりますが、ルアーを用いる場合はPEラインを使用する方が多いと思います。

カーボン含有率

ロッドの材質は、一般的にカーボンとグラス(グラスファイバー)が挙げられます。
カーボンは軽量で高反発、高感度、あと高価と言われ、グラスは重くて低反発、低感度だけど安価と言われます。

こう書くとカーボンの方が軽量で感度がよいので良さそうに思えますが、感度が良いということは、魚に対しても同じことがいえます。
ルアーやエサを魚がつついた時に、普段感じない感触を魚が感じて、警戒して食いにくくなる場合がでてきます。

そこでカーボン含有率が出てきて、カーボンの割合を調節することで、違和感をあたえず、しかも感度もよいバランスのとれたロッドに仕上げていく訳です。

とながながと書きましたが、カーボン含有率が同じでも作り方によってもバランスは変わってくるので、参考程度に考えたらよいと思います。




その他の用語

スペック表に記載はないですが、型番から分る情報もあります。

個人的には表に含めて欲しい気持ちもあるけど、含めてしまうと情報過多になってしまって、本当にアピールしたい情報が埋もれちゃうから仕方ないのかもしれない・・・

ロッドの硬さ

ロッドの硬さです。

型番86ML-S・Kの”ML”の部分で、ML(ミディアムライト)の硬さということになります。

主な表記として以下があります。
メーカーさんによっては、多少違う表記があるかもしれません。

  • UL:ウルトラライト
  • L:ライト
  • ML:ミディアムライト
  • M:ミディアム
  • MH:ミディアムヘビー
  • H:ヘビー
  • XH:エクストラヘビー

ULからXHに向かって硬くなります。

硬くなるほど重いルアーが扱え、魚の引きに耐えられるようになります。
ULのロッドにブリがかかると折れてしまうけど、HやXHになると耐えられるようになる感じです。

最初に買うなら、LかMLくらいがいいのではないかと思います。
月下美人MX 86ML-S・Kの場合、メバル用で硬さがMLになりますが、網を使う前提なら50cm弱のチヌもしとめることができたので、十分に楽しめると思います。

対応するリールのタイプ

リールには、スピニングリールとベイトリールがあります。

誤解を恐れずに簡単にいうと、リールがロッドの下にあるタイプをスピニングリール、上にあるタイプがベイトリールです。

同じように、ロッドにもスピニングリール用とベイトリール用があるので、間違えないようにしてください。

型番にスピニングリールの”S”やベイトリールの”B”とついていたり、メーカーさんによっては、”1″がベイトリール、”2″がスピニングリールだったりします。

さらに、スピニングリール用の月下美人MX 86ML-S・Kの”S”は、スピニングリールの意味じゃなくて、たぶんソリッドトップの意味だと思われます。

紛らわしいですが、必ずどこかに記載があることなので、よく確認してください。

ソリッドとチューブラー

竿先(ティップ)の構造の違いを指すときに使います。
ソリッドティップやソリッドトップなどと記載されています。

ソリッドは、空洞がなく中に素材が詰まっている構造で、柔らかい竿先になります。
ジグヘッドなどの軽いルアーに適していて、竿先が繊細になるのでアタリがとりやすく、魚のほうから針にかかってくれやすいのが特徴で、「乗せ調子」になります。

チューブラーは空洞になっている構造で、張りのある竿先になります。
どちらかというとやや重さのあるルアー(プラグなど)が扱いやすく、ルアーを自在に扱いやすいのが特徴です。
魚のアタリに対して、こちらからルアーを魚にフックさせる「掛け調子」になります。

最初は、魚のほうからかかってくれる「乗せ調子」のソリッドタイプがいいと思います。
慣れてきたら「掛け調子」にして魚を釣ったという満足感を味わうのもいいですね。

ロッドの調子

調子とは、ロッドがどのあたりで曲がるかを表します。

大きく分けて、先調子と胴調子があり、さらにそれぞれが2つに細分化されて、以下のように計4つに分けられます。

  • 先調子
    • エキストラファスト(先端で曲がる)
    • ファスト(やや先端で曲がる)
  • 胴調子
    • レギュラー(やや前で前で曲がる)
    • スロー(ロッドが半円を描くように曲がる)

釣り ロッド 調子 テーパー

先調子では、ロッドの反発が早くなるため、飛距離を出すためにはキャストの動作を速くする必要があります。
動作が遅いとロッドを振り切る前にロッドの反発が終息してしまい、飛距離に利用できないためです。

また、反発が早い分ルアーのアクションがつけ易く、操作性があるといえます。

胴調子では、ロッドの反発がゆっくりなため、先調子とは反対にキャストの動作が速いとロッドが十分にしなる前に振り切ることになり飛距離がでません。
そのため、ロッドを十分にしならせるため、ゆっくりキャストする必要があります。

また、ロッドが全体的に曲がるため、ドラグを効かせなくてもロッド自体が魚の引きを吸収してくれるため、感度が犠牲になりますがラインが切れにくい調子といえます。

個人的には、最初は先調子のファストがいいのではと思います。
キャストしやすく、ルアーのアクションもつけやすいので、扱いやすい調子だからです。

ショアとオフショア

ロッドの使用目的のカテゴリとして、ショアとオフショアという言葉があります。
主に以下の意味で使われています。

  • ショア:岸辺からの釣り
  • オフショア:船釣り

ショアは岸辺から投げることになるので、8~10フィートくらいの長いものが多く、オフショアは主に船釣りになるので、取回しが楽な6~7フィートくらいの短めのものが多いです。




おわりに

今回は、ロッドを選ぶ際に知っておいたほうがいい用語についてまとめました。

実際にどのロッドがいいのかは、釣具屋さんで相談するのがいいと思いますが、最後に選ぶのは自分です。
店員さんの説明を理解して、納得できる買い物ができる一助になれば幸いです。

次回は、リールについての記事を投稿したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。