放任でも糖度15度、整肢だと20度も狙えるネットメロン『ムーンライト』
メロンをたくさん食べようと昨年、家庭菜園でも育てやすいという『キューピット』というメロンに挑戦してみました。が、ソフトボールよりも小さいものしかできず、ニオイはメロンの甘い美味しそうなのに、果肉が硬くあまり美味しくはありませんでした…
なので、今年こそはとキューピットと同じナント種苗さんの『ムーンライト』というメロンに挑戦することにしました。
キューピットはノーネットでしたが、ムーンライトはネットメロンになり、見た目はより豪華になります(個人の感想w)
キューピットは昨年の種が残っているので、同時に育てるつもりだったのですが、残念ながら発芽しませんでした…
メロンの種は長持ちするとかどこかで見た気がしたので残していたのですが、保存環境が悪かったのかなぁ。
よって、昨年のリベンジはムーンライトに託されたのでした(笑)
3月
5日(1日目)
まだまだ寒い時期なので、体温で催芽させてからポットに植え付ける計画です。
キッチンペーパーを濡らして、チャック袋に入れて温めます。
6日(2日目)
翌日、同時に始めたスイカのピノ・ガール、金色羅皇よりも元気に発根しています。
発根したからにはすぐにポットに植え付けます。
昨年、根を下にして蒔くと、芽が出た時、種の殻が双葉をクリップのように挟んでしまい、双葉が開かないことがあったため、根を上にして種を蒔くことにしました。
根を上にして蒔くと、双葉が地上に出るまでに殻が土との摩擦で押さえられ、双葉が外れやすくなるような気がします。
11日(7日目)
双葉が開きました。
なのですが、双葉はヨレヨレで大丈夫でしょうか…
それとも、これは普通のこと?経験不足のため判断がつきません…
13日(9日目)
さらに2日後、双葉はしっかりしてきたように見えますが、綺麗にカールしてしまっています…
14日(10日目)
ムーンライトの双葉は、ほとんどが綺麗に開いておらず、カールしちゃってます。
なので、個体差の問題ではなく、これが普通なのか、寒さなどのマイナス要因が原因なのかなと思ってます。
ちなみに、写真の手前がスイカの金色羅皇で、奥側がピノ・ガールです。
ムーンライトの発芽率が圧倒的な結果となりました。
18日(14日目)
相変わらず双葉はカールしたままですが、双葉の間から本葉がのぞき始めました。
20日(16日目)
この日、朝の水やりに行ってみたら、双葉がデロ~ンと項垂れてました…
何が原因だ?
水不足かと思って、水をあげて様子を見ると、お昼前には元気になっていました。
こういうの、心臓に悪いですね…
25日(21日目)
寒さのためか、本葉の成長が遅いように思えますが、だんだん大きくなってきました。
ちなみに、ネギっぽいのはニラなんです。
病気予防を期待してコンパニオンプランツとして一緒に種蒔きしました。
なのですが、どうも一緒に蒔くと、ニラの根が展開するスピードが間に合わず、病気予防の効果は薄いらしいです…
_| ̄|○
30日(26日目)
一枚目の本葉の展開が終わり、2枚目が出てきました。
4月
9日(36日目)
この日もちょっと萎れ気味でした…
毎日の水やりは忘れていないのですが、量が少ないのかも?
根の成長させるため、夕方には土が乾き気味になるように、ポットの下から水が出るか出ないかくらいを目安に与えているのですが…
原因ですが、ポットはスリット鉢で水捌けがよいことと、育苗に使った土がセルトレイ(プラグトレイ?)用の土で、目が細かく一度乾燥すると水を弾くような気がします。
なので、水を与えても、ポットの縁に沿って水が流れ、ポットの中心付近まで十分に水が届いておらず、ポットが保持する水が不十分となり、結果、苗まで十分に水が届かなかったのが原因なのかなと推測しています。
なので、ポットでの育苗時には、もっと目の粗い土を用いるようにしようと考え中です。
20日(47日目)
何度か萎れるというトラブルがありつつも、結構立派な苗になってきました。
天気予報の夜間の気温を確認しつつ、もう10度を下回らないだろうと思ったタイミングで定植していきたいと思います。
23日(50日目)
そろそろ定植したいのですが、まだ夜間の気温が10度を下回る日があとちょっと続くみたいです。
あまりにも苗の定植が遅れると、苗の老化が起こるらしいので心配は尽きません。
正直なところ、苗の老化ってなんだろう?って思ってますがw
30日(57日目)
週間天気予報を確認すると、以降は夜間も10度を下回らない予報になっているので、早速定植を行っていきます。
定植先は40リットルくらいのコンテナで2苗(ピノ・ガールも金色羅皇も2苗づつ)植えてみます。
残りは袋栽培ですが、昨年の培養土の袋を使っていたところを、通気性を考えて今年は土嚢袋を使います。
が、メインはコンテナの方となります。
地温上昇と雑草除けのため、黒マルチを張ってみました。
種を植える時にニラの種も蒔きましたが、コンパニオンプランツとしての効果は薄いらしいので、もうちょっと育ったニラを持ってきました。
スリット鉢のおかげか、スリット鉢から苗を取り出してみると、根がぐるぐるとポットの底を回るルーピングと呼ばれる状態になっておらず、しかもたくさんの根が見えるので、なかなかいい感じなのではないかと素人目には見えるのですが、どうなんでしょうか?
根がたくさんあるのは良いことのように思えますが、もしかして、多すぎ???
判断はつきませんが、根っこが白いのでセーフと判断しようと思います。
無事定植も終わりました。
引き続きビニールトンネルで防寒するので、ちゃんと活着して大きく育って欲しいです。
5月
3日(60日目)
そろそろ種まきから2か月になります。
やっとツルが伸び始めたように見えます。
脇芽なのか、小さな葉がたくさん根元にあります。
これはいい感じに育っていると言えるのかな?
8日(65日目)
本葉も5~6枚が展開してきたので、そろそろ摘芯します。
写真では見辛いですが、矢印の部分で親ヅルの成長点をカットしています。
16日(73日目)
摘芯から約1週間後、ご覧のように子ヅルがたくさん伸びてきました。
5月になり気温も上がってきたから成長が早いのでしょうか。
驚きの成長速度です。
18日(75日目)
ビニールトンネル内の温度が上がりすぎないように裾を20㎝くらい開けていますが、そこからツルが出てくるくらいツルが伸びてきました。
立体栽培の予定なので、そろそろ支柱を組まないとです。
20日(77日目)
畑ではなく、根が制限されるコンテナでの栽培なので、子ヅルを3本に整肢します。
畑なら、1株で10~15個くらい収穫できるらしいのですが、昨年のノーネットメロンのキューピットで実が大きくならなかったので、子ツル1本に対して1個、1株で3個を確実に狙っていく予定です。
草勢を見て最終的に判断しますが、1株で1個になったとしても受け入れる所存です。
ということで、子ヅルを3本残してカットしました。
随分と貧弱になったように見えますね(笑)
こちらがカットした子ヅルです。
もっと早めに整肢した方がよかったのかなぁ?
でも、勢いのいい子ヅルを判断するのに、ある程度待つ必要もある気もするし、難しいですね。
25日(82日目)
整肢後、子ツルが伸びてきたので誘引を行いました。
園芸支柱で枠を組み、100均の3mmビニール紐で子ヅルを誘引です。
ちょっと子ヅル同士の間隔が狭い気もしますが、スペースが無いので致し方なし…です。
31日(88日目)
一週間くらいで30~40cmくらいでしょうか、すくすくと伸びてきました。
雌花はまだ見えませんが、雄花は次々と咲いています。
やはり子ヅル同士の間隔が狭いかも?
葉っぱも大きくなってきて、お互いが重り光合成の効率が悪くなってしまっています。
次回は、もう少し子ヅル同士の間隔を開けるか、2本ヅルにするか、はたまた1本ヅルで実を1個だけにして大物を狙うか…、考えるだけでも楽しくなってきます。(取らぬ狸だけどw)
6月
1日(89日目)
ムーンライトは放任栽培も可能らしいのですが、そもそも放任するだけのスペースが無いのと、放任栽培の放任の意味が、植え付けたら一切整肢しなくていいのか、最低限すべきことがあるのか、その辺がよく分からないので、一般的なメロン栽培を参考にしようと思います。
子ヅルが伸びてくると、さらに孫ヅルが生えてきますが、着果位置を11~15節くらいにするといいらしいので、10節以下の孫ヅルは取り除いていくことにします。
孫ヅルの先の蕾、これが雌花になるっぽいです。
そう思うと、ちょっともったいないと思っちゃいますが、これも仕方ないですね。
11日(99日目)
子ヅルも伸び、株元付近の葉に日が当たりにくくなってきました。
また、株元の風通しを良くし、病気予防を狙って、摘葉することにしました。
日が当たり難いとはいえ、青々した葉を摘葉するのは、良いことなのかなぁと思いつつ、心を鬼にして取り除きました。
ご覧の通り、かなりすっきりしたので、風通しは十分よくなったと思います。
摘葉とは関係ないけど、マルチを張っていると水遣りが難しいです。
コンテナの端の方に、マルチに穴を開けて水をやっているのですが、土に万遍にとは言いませんが、ある程度全体が湿った状態なのでしょうか?
今の所、メロンの株自体は元気いっぱいなので大丈夫だと思いたいところですが。
12日(100日目)
11節を超えた所の孫ヅルに、雌花と思わしき蕾ができてきました!!
雄花と違って、メロンの実になる球体が花の付け根にあります。
ちゃんと11~15節に孫ヅルが伸びて来て、さらに雌花まで付いてくれるのか心配していたので、ちょっと安心しました。
あとはちゃんと受粉して、大きくなってくれるか、そこが心配する点になりました。
14日(102日目)
狙っていた11~15節の間の孫ヅルに、待望の雌花が咲いてくれました!
が、写真の通り、あいにくの雨上がり、ちゃんと受粉してくれるか心配なので、濡れていない雄花を探して人工授粉を行います。
雌花の花弁を取り除き、雄しべを雌しべにチョンチョンと。
雌しべに花粉が付いたのか、付いていないのか、よくわかっていないですが、あとは祈るばかりです。
人工授粉を行うと、雌しべに黄色い花粉が付いているのが見えるらしいので、よく分からなかったのは不安しかありませんが…
さて、受粉を期待する孫ヅルは、一般的に2節残して摘芯するらしいので、早速摘芯を行います。
スイカの場合は子ヅルにスイカを成らすので、基本的に孫ヅルは取り除くだけなので簡単ですが、メロン栽培は孫ヅルに雌花が付きやすいので、孫ヅルにも摘芯するという作業の分だけ、面倒と言えば面倒ですねw
15日(103日目)
孫ヅルの摘芯に続き、本日は子ヅルの摘芯を行います。
放任栽培だとそのまま伸ばしておくのかもですが、一般的なメロン栽培(一般的ってなんだろう?)では、25節くらいになったら、子ヅルも摘芯するみたいです。
ということで、1節1節数えながら、25節残して摘芯しました。
親ヅルも摘芯、子ヅルも摘芯、さらに孫ヅルも摘芯。
メロンのツルは、なにか悪いことをしたのでしょうか(笑)
19日(107日目)
やっとメロンの実になる子房が大きくなってくれた雌花が現れました!
雨だったり、人工授粉がうまくいかなかったりと、なかなか子房が膨らんでくれる雌花が出なかったので焦っていましたので、非常に嬉しいです♪
スイカだと、ほぼ成功する人工授粉、なにが悪いのか分からないからメロンは難しいですね…
20日(108日目)
人工授粉をしても子房がなかなか大きくならなかった雌花ですが、子房部分が黄色くなってしまったので、諦めて孫ヅルごと取り除きました…
人工授粉を行っても、ぜんぜん一向にまったく子房が大きくなってこなかったので諦めてはいたのですが、ちょっと悲しいですね…
なんだか家庭菜園を始めて、摘果や整肢、間引きなど、悲しいことが多い気がしますw
23日(111日目)
メロンが日々大きくなってくるのが目に見えて分かるので、毎日見るのが非常に楽しいです。
1株に何個のメロンを付けるべきか悩んでいます。
地植えで1株あたり10~15果とあるので、素人考えで、コンテナ栽培を考慮して、子ヅル1本あたり2果の1株6果くらいなら何とかいけるかなと思いました。
放任栽培で1果が1kgくらい、整肢栽培で1.8kgくらいらしいです。
家庭菜園なので、小さくても美味しければそれでよいのですが、それでも大きいことにこしたことはないので、この段階で追肥を行います。
株の左右にマルチに穴を開けて、10cmくらいの穴を開けて肥料を与えてみました。
与えた肥料は、メダカのエサのようなものが、亜リン酸が含まれた肥料、亜リン酸粒状2号というものになります。
灰色っぽいのが、コメリで買った微量要素なんかも含まれているダイナミックス10というN10-P12-K10の肥料で、こげ茶っぽいのが保肥力と微生物の住処となり、植物の生育に良い影響を与える腐植酸入りのアズミンという資材になります。
どれもいろんな動画を見て、いいなぁと思って購入したものになります。
まさに思う壺、いいお客だった訳ですねww
まあ、悪いものではないはずなので、メロンの実が少しでも大きく、美味しくなることを祈って追肥しました。
24日(112日目)
追肥を行った翌朝、様子を見に行ったら、ムーンライトの株が2つともこんな感じに全体が萎れている状態になっていました…
昨日まで元気いっぱいだった株が、追肥した翌日に、2株ともこのようなシオシオ状態になっているので、原因は追肥以外には考えづらいです。
素人なりによ~く考えると、追肥した資材の中に水溶性の肥料がありました。
亜リン酸粒状2号という肥料なのですが、それが一気に水に溶けてしまい、異常に濃度が濃くなったために、根っこにダメージを与えたのでは?と考えました。
そこで、追肥した場所に、すぐに水を大量に与えて薄めて様子を見ることにしました。
また、根がダメージを受け、水分を吸い上げる力が弱ったために葉が萎れたと考えたので、根への負担を軽減すべく、子ヅルに2個づつ着果させていた実を半分に減らしてみました。
勿体ないですが、追肥を失敗したと思うので、自業自得ですね…
少しでも根への負担を減らし、なんとか持ち直してほしいと祈りつつ、経過を観察することにしました。
なお、水のやりすぎもダメージを受けた根には負担になるようなので、しばらくは控えるつもりです。
27日(115日目)
追肥後、シオシオ状態になっていたムーンライトですが、1株はなんとか持ち直しているように見えます。
もう1株は葉が萎れたままなので、さらに経過観察中です…
ひとまず、先行きが怪しいので、元気な株の実のサイズの記録を残すべく測ってみました。
縦9㎝、横7㎝くらいでしょうか。
このあとネットができる際にさらに肥大するはずなので、直径10cmくらいにはなってくれるのかな?うまくいけばですが…
整肢栽培だと1.8kgクラスになるそうなのですが、さすがにそこまでは望んでいないので、1kgくらいにはなって欲しいところです。
一応、念のためにヒモで吊り下げて、落下防止としてみました。
このヒモが役に立つように、大きく育って欲しいです。
7月
1日(119日目)
ふと気づくと、メロンの実にヒビが出来てきていました!
萎れた状態からなんとか持ち直しているように見える株の方の実です。
パッと見、実の上部は小さなヒビが四方にちょっとづつ走っている感じですが、下部の方は少し大きめのヒビが出来ています。
このヒビが出来る頃、メロンの株が多くの水を吸うと、急に実が肥大してヒビが大きくなってしまうようです。
この時期は、潅水を控えめにして、小さいヒビが無数にできるようにすると、最終的に綺麗なネットができるようです。
まあ、自分で食べる予定なので、見栄えはそこまで拘りませんが、綺麗なネットになるにこしたことはないので、気をつけたい点ではあります。
2日(120日目)
こちら、追肥後のシオシオ状態から回復の兆しが見えない株の状態となります。
こちらの株は、1株に実を1つまで減らしてみたのですが、一向に回復してくれません…
余程、追肥の失敗による根へのダメージが深刻だったのかもしれません。
葉や茎の一部や全体が茶色く変色してきています…
茎の方は茶色く枯れてきている感じに見えますし、葉の方は枯れてきているというか、腐ってきている感じに見えてしまいます。
株元を見ても、全体的に茶色が目立ち、一部に白いカビのようなものが出来てしまっています…
一縷の望みをかけつつ経過を見ていましたが、どうもこちらの株の回復は見込めないように思えます…
すぐに株ごと取り除くべきなのかもしれませんが、これも経験と思い、完全に枯れてしまうまで様子を見ることにします。
はぁ~、結構ダメージがありますね、精神的に…
3日(121日目)
元気な方の株の実のヒビも全体的にはっきりと大きくなってきています。
なんとなくの感じなのですが、若干、縦長の楕円形だった実が、少し楕円形味がなくなり、丸くなってきているように見えます。
大きさも、少し大きくなってきているようなので、このままなんとか収穫まで漕ぎつけたいところです。
4日(122日目)
元気になったと思っていた株の方も、また葉が萎れてしまいました…
梅雨時期のためか、雨が続いていたあとの晴天が原因でしょうか?
株元に雨が当たらないようにビニールを被せて雨除けはしているのですが、ビニールの端がコンテナの内側にあるので、豪雨の場合、雨が端から伝ってコンテナ内に大量に侵入、過湿となり弱っていた根へ再びダメージを与えてしまった結果かと私なりに考えました。
一応、コンテナ内が渇いてくれば復活の可能性はあると思い、様子を見ることにします。
6日(124日目)
2度目のシオシオ状態になってから2日経ちました。
シオシオ状態は少し持ち直しているようにも思えますが、小康状態が続いている感じでもあります。
豪雨のせいか、実のヒビは深く大きなものが増えました。
葉の一部が黄色くなってきているものもあり、不穏な雰囲気が漂っています。
事ここに至っては、株が枯れてしまうギリギリまで養分を実に集めてもらって収穫してみるしかないかなと思いました。
収穫できるだけで満足だと思うしかないですね…
7日(125日目)
前日のうちにすべきだったのですが、落ち込み、気が回っていませんでした。
一度シオシオ状態から持ち直した株には、3つの実をならしていました。
株の力を少しでも集中させ、できるだけ美味しい実になるよう、一番生長の早い1つの実だけを残し、残り2つは摘果しました。
ちょっと興味があって、中を見てみました。
メロンの香りはせず、ウリの匂いがするだけでした。
当たり前かもですが、まだまだ実は硬く、想像するメロンはとは全然違います。
メロンを植えた頃は、小さくても沢山メロンが食べれるなぁと安易に考えていましたが、メロン栽培はそんなに簡単ではなかったです、(;´д`)トホホ
最後の希望の実も、十分に成長できるとは思えませんが、最後まで様子を見ていこうと思います。
9日(127日目)
さらに2日後、一度持ち直した方の株も、ご覧のような有様です…
非常に強い豪雨と風が直撃し、追い打ちをかけられた結果だと思います。
ちょっと動揺が酷かったのか、ピントが後ろの背景に当たっておりピンボケが酷いです…
手前の緑の葉は、追肥時に萎れるも復活したスイカの金色羅皇です。
葉は青々していますが、強風で3割くらいの葉が折れてしまっています。
空中栽培・立体栽培なので風の影響をモロに受けた感じです。
これは、ちょっともう無理かも…?と思ってしまいますが、やるだけやってみようと思います。
はぁ、マジかー
12日(130日目)
最後まで、株が枯れてしまうまでにどこまでメロンの実が大きくなれるか、見届けるつもりでしたが、不運はさらに追い打ちをかけてきました。
メロンのムーンライト2株、スイカの金色羅皇を2株、ピノガールも2株の計6株を、6個のコンテナを並べて育てていたのですが、朝、様子を見に行くと、こんなになっていました…
金色羅皇は大玉スイカなので、コンテナの枠を利用してスイカマットを敷いて育てていたのですが、綺麗に無くなっています。
空中にあった小玉スイカのピノガールも、綺麗に無くなっています。
メロンのムーンライトは残ってはいましたが、株元がクチャグチャでもうダメっぽいです…
現実を受け止められていなかったのか、株元と実自体の写真を撮っていませんでした。
犯人は、足跡と目撃情報からイノシシと判明しています。
大玉スイカの金色羅皇はあと2週間くらいで収穫といったところでしたが、綺麗に中身を食べられていました。
小玉スイカのピノガールなんて、今日にも明日にも収穫しようと思っていたところなので、非常に悔しいです。
メロンのムーンライトについては、正直、半分以上諦めていたので、ショック自体はスイカを食べられたショックに埋もれてしまっている感じです。
とはいえ、悔しいことは悔しいし、追肥で失敗したこと、豪雨対策が不十分だったことなど、心残りが多くあり、来年、リベンジをしたいとふつふつと闘志が湧いてきています!!
おわりに
今回は、非常に不本意な終わり方をしてしまいました。
本当に残念な結果ですが、今回の経験から、本業の農家の方の被害をニュースで聞くと、今までは大変だなぁと思うだけでしたが、今は心が締め付けられる思いを味わうようになってしまいました。
農家の方は、こういった経験もすでに受け止めて、自分の中で折り合いを付けているのでしょうね。
さて、今回使用したのは、こんな感じの40Lのコンテナです。
大体35Lくらいの土が入っていたのだと思います。
このコンテナでメロンのムーンライトを栽培した場合、大体、何個くらいのメロンの実を収穫できるのか、大体の予想を行えるくらいまでの情報を手に入れるまでは育ててみたかったです。
最初は、路地で10~15個くらいとあるから、子ヅル4本整肢で各2個の計6個を目指しましたが、これが多かったのか、ちょうどよかったのか、せめて知りたかったです。
来年のリベンジでは、もう少し謙虚に、子ヅル3本に各1個づつの1株計3個で行ってみようと今は考えています。
これが謙虚なのか、楽観なのかは、来年の結果次第ですね。
さて、来年の話に関連して、素人なりに思う今年の反省点を上げてみました。
- 種蒔きは2週間くらい遅らせても大丈夫そう→もう少し暖かくなってから植えても追いつく?
- 今回使った種蒔き培養土、水を弾きやすく苗が萎れる→全体的に水が浸透するように工夫する
- 子ヅルの間隔を広げ、日が当たりやすく
- コンテナ栽培でマルチを張ると水やりが難しい→ある程度育ったらビニールマルチをやめる???
- 人工授粉の花粉の付け方(そもそも時間か温度、湿度の関係で花粉がでないタイミングで行っていた?)
- 子ヅル3本で伸ばして根張りし、摘果の段階で子ヅルを2本にして、根への負担を軽くしてみる
- 追肥の肥料が濃くなりすぎて失敗
- 梅雨など豪雨時の潅水を防ぐ対策が必要
- 獣害対策
最初に1株で3個を狙うと書きましたが、路地ではなく根が制限されるので、根への負担を軽くするために、着果時期に3本の子ヅルを2本に減らす実験もしてみたいと思います。
追肥の失敗や豪雨時の潅水の失敗を回避すれば、2本に減らさず3本(1ツル1果で)でも大丈夫か分かれば、次へつながる情報だと思うので。
色々書きましたが、来年こそはメロンが食べれるよう、しかもできるだけ甘くて美味しいものが食べれるよう、頑張っていきたいと思います。
来年こそは、食べるぞーー!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。