野菜の味を感じられる、無水鍋で作るカレー

ひとり暮らしで料理をしようと思って思いつく料理のひとつ、カレーを無水鍋で作ってみます。

わざわざ無水鍋で作る理由は、野菜の味が凝縮されるのか、とてもはっきりと舌で感じられ、美味しいと思ったからです。
そもそも、無水鍋を買おうと思った理由でもあり、簡単で失敗しないという点も、料理初心者の私にピッタリです。

正直、無水鍋を使うにしても、もっと手間をかける手順もあるのですが、そこはひとり暮らしのためか手間は極力省いています。
それでも美味しくできるのは、日本のカレールウがすごいのか、無水鍋がすごいのか、はたまた、そもそもカレー自体が偉大なのか。

理由はどうであれ、野菜を美味しく摂れるのはいいことですよね。

無水鍋って?

無水鍋は、余分な水を加えず、少量の水と素材に含まれる水分とで調理する無水調理を行うことができるお鍋です。

私が使っているのは、以下のタイプの無水鍋になります。


(画像をクリックするとAmazonにとびます)

私のは、どうも旧タイプになるみたいで、今は新型が発売されているようです。

無水鍋の特徴やメリット、デメリットについては、以下のリンクの無水鍋で白米を炊いた記事をご覧ください。

無水鍋でごはんを炊こう!

私はまだまだ使いこなせていませんが、炊く、蒸す、煮る、炒めるなど、使い勝手がいいお鍋です。

いずれは、人様をおもてなしできるくらいになりたいものです(願望)。




カレーの作り方

さて、実際にカレーを作っていきます。

最初にも述べた通り、なるべく手間をかけずに、それでも出来たら美味しくをテーマにしています。
なぜ最初に玉ねぎを炒めないのとか、お肉も炒めるべきという指摘もあると思いますが、そこはご容赦ください。

用意するもの

  • カレーのルウ
  • 玉ねぎ:小4個
  • ニンジン:やや小ぶり3本
  • 鶏肉:小間切300g
  • 隠し味:ソースやコーヒーなど、お好みで

今回は、グリコさんの、深み極まるPREMIUM 熟カレーを使いました。

無水鍋 カレー

カレーには皆々様こだわりがあるかと思いますので、カレールウは、お好みのものを使ってください。

無水鍋 カレー
(クリックすると拡大します)

具材は、カレールウのレシピを見て、量を調節してください。

今回は、私の好みでジャガイモを使わないため、玉ねぎとニンジンの量を増やしています。
具材を好みで変えれるのもカレーならではですよね。

お肉についても、私がチキンカレーが好きなので、鶏肉を用意しています。

手順

1.玉ねぎ、ニンジンを切る

玉ねぎとニンジンを切っていきます。

切り方もお好みで!(さっきからこればっかりですね(;´д`))

なるべく洗い物を少なくしたいので、切ったそばから無水鍋に投入して行きます。

無水鍋 カレー

よくある手順では、ここで玉ねぎを炒めるのですが、私は玉ねぎの形を残したいのでそのままです。
このままでも完成時には、いくぶん玉ねぎは少なくなっているように感じますが・・・

ニンジンも切ったら、玉ねぎの上から投入します。

無水鍋 カレー

2.無水鍋に材料を入れる

お肉とルウを投入します。

今回は、小間切を用意していますが、ブロック等で用意した場合は、お好みでカットしてください。

無水鍋 カレー

ルウもそのまま投入しちゃいます。

無水鍋 カレー

この時、100ccほどの少量のお水をいれます。

無水鍋なのにお水入れるの?と思われるかもしれませんが、余分な水分を加えないだけで、まったく入れないというわけではありません。

ただ、玉ねぎから多くの水分が出るので、もっと玉ねぎが多い場合や、水分の多い具材を使うときは入れなくても大丈夫です。
私は過信できる程の料理の腕前はないので、それでも若干の水を加えてしまいますが・・・

3.無水鍋を加熱する

具材を投入したら蓋をして、強火で加熱します。

無水鍋 カレー

蒸気が出始めて、蓋がカタカタいいはじめたら、弱火にして10~15分ほど煮ていきます。

初めてのときは、カタカタいいはじめてビックリしました。
結構、急にカタカタいい始めたので・・・(^_^)ゞ

4.具材とルウを合わせ馴染ませる

蓋を開けると、このような感じになっています。

無水鍋 カレー

さすがに、自動的にルウが具材と混ざり合ってはくれないので、混ぜ合わせていきます。

無水鍋 カレー

むー、写真を撮る予定だったのだから、もう少し綺麗に混ぜ合わせればよかったと、今は反省しています。

トロッとした感じのカレーがお好きな場合は、途中でお水を追加する際の量を増やしてくださいね。




5.完成

いつものように、器はどんぶりです(;´д`)トホホ…

無水鍋 カレー

カレー丼ですね、カレー丼。

ニンジンを食べると、ルウによるカレーの味に負けずニンジンの味がしっかりと感じらます。
中まで火が通っており、形も崩れないまま全体が柔らかくなっています。

玉ねぎも、もともと強い味ではありませんが、玉ねぎの甘みをより感じられるようになっています。

手間をかけずに、かなり簡略した手順ではありますが、無水鍋のおかげで具材の味をしっかり感じられる仕上がりになっていて、個人的には十分美味しいと思います。




おわりに

今回は、無水鍋でカレーを作ってみました。

水の量が少ないため、味が凝縮しており、野菜の味がしっかりと感じられました。

トロッとしたカレーではないため、このままラップに小分けして冷凍庫で保存しています。
食べたくなったら、解凍して過熱ですぐにカレーが食べれるのも、ひとり暮らしには嬉しいですね。

無水鍋といえば、いつか欲しいなバーミキュラ。

こちらは電気炊飯ジャーのように、電気で加熱するIHコンロとお鍋のセットですかね。
火加減を自動で調節してくれるので、スイッチひとつで楽チンみたいなのですが、ちょっとお値段が高くて手が出ませぬ・・・

今は、ガスコンロの前で、蓋がカタカタいったら火加減を調節しているので、そのあたりが楽になりそうなんですけどね。

いつか購入したいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。