摘葉と脇芽の生長
10月29日(82日目)
葉を15枚くらい残す感じで、下葉から摘葉すると収穫するいわゆる芽キャベツの部分が大きくなるらしいので、摘葉を行いました。
一気に摘葉してしまうと株に負担になるらしいので、日をおいて少しづつ実施としました。
また、追肥として、コメリで購入した色々な微量要素が含まれているダイナミックス10というN10-P12-K10の肥料を与えてみました。
写真では、粒上の肥料を撒いただけですが、このあと、良面を軽く手で混ぜ混ぜしておきました。
土の部分をどの深さまで混ぜてもいいのか分からなかったので、本当に土は軽くしか混ぜてないですが、もっと大胆に言ってもいいのかなぁ、根を切っちゃわないかと心配で、軽くしか混ぜれなかったんだけど…
摘葉を行っていると、脇芽の芽が少し顔を出しているのが確認できました!
順調に大きくなってくれることを祈ってます!
11月9日(93日目)
ちょっとづつ摘葉した結果、だんだん株元の空間が開けてきて、水やりも楽になってきました。
ただ、ちょっと思うことは、芽と芽の間隔、節の間隔というのでしょうか、若干長い気もしなくもないです。
よく徒長した苗はひ弱に育つとか聞いたのですが、双葉の時点で徒長気味だと、のちの生長についても徒長気味に育つのでしょうか?
他の株も、見た感じ同じように節間が長い気がするので、この芽キャベツの品種の特徴なのかも?とも思うのですが…
11月11日(95日目)
脇芽の赤ちゃんを確認してから大体2週間、脇芽も葉っぱの形が少し確認できるくらいになってきました。
大きくなって来てはいるのですが、2週間での成長具合と考えると…、ちょっと遅い?って思ってしまうのは素人なのかもです。
ちゃんと大きく育ってね!
11月19日、一足先にカーボロネロの収穫をしてみました。
種蒔きから約100日くらいなので、3カ月くらいで収穫を開始できることになります。
本葉の数を13~15枚確保できれば、30cmくらいの葉を収穫できるみたいです。
キャベツと名が付いていますが、結球はしないので、食べたい分だけ収穫できます。
そこが黒キャベツの良いところだと思います。
11月19日(103日目)
冬の気配が少し感じられてきた頃、強風が吹き続ける日があり、折れたり倒れたりした株は無かったのですが、斜めに倒れるのを必死に我慢している感じになっていました。
そこで、支柱を1本立てて、株が倒れるのを防ぐ対策を行いました。
特に株と支柱を結んだりしてはいないのですが、葉っぱと茎をつなぐ部分(葉柄?)が硬くてしっかり強度があるため、葉柄で支柱を挟む感じで固定できました。
支柱を設置後も強風が吹く日がありましたが、倒れることなくしっかりと支えてくれています。
11月30日(114日目)
ふと思いました。
芽キャベツの背が低いなと…
昨年の芽キャベツの生長を思い出すと、脇芽の生長が始まる頃には、背丈の生長はほぼ止まっていたように記憶しています。
実際、背丈が伸びている印象はないので、結局、背丈は60㎝くらいでしょうか。
葉っぱを含めての背丈で60㎝くらいなので、茎だけで考えると50㎝くらい?
昨年の芽キャベツは品種が違うので一概には言えませんが、もう一回りくらい?10㎝くらいは背が高かったように思えます。
種蒔き時期が1か月弱くらい今回は遅くなったので、その分、生長が遅かったのかも?
12月14日、種まきから128日目、芽キャベツを置いてけぼりに、黒キャベツに続いて白菜を収穫しました。
写真では大きく見えるかもですが、大体25㎝くらいの小さい白菜になります。
大きな白菜だと1度に食べきれないので、これくらい小さいのがちょうどいいと思ってます。
ちなみに、白菜は10号のスリット鉢に5株植えたのですが、1個目の白菜を収穫したあとの鉢の様子がこちらです。
右下の空いたスペースに収穫した白菜がありました。
植えた苗は5株だったのに、残った白菜は3つなので計算が合わないですよね?
はい、真ん中に植えた株がいつの間にか枯れてしまっていました…
株が小さい時はまだよかったのでしょうが、四方を囲まれているので、大きくなってくると日が当たる面積が上部だけとなり、うまく生育できなかったのだと思われます。
なので、次回は鉢の四隅に4株だけ植えるのが良さそうですね。
ちなみに、白菜は豚肉と一緒にミルフィーユ鍋っぽくして美味しく頂けました!
ぽくっていいうのは、一枚一枚白菜でお肉を挟むのが面倒だったので、挟まずにそのまま煮ちゃったのでしたww
12月18日(132日目)
結構寒い、というか、真冬並みの寒波が襲ってきました。
例年よりも比較的過ごしやすい日が続いていたのですが、急に真冬がやってきました。
脇芽も、だんだん芽キャベツの形になってき始めていたので、急な寒波がどう生長に影響するのか、心配が絶えません。
今年初の寒波は1週間くらい続くので、芽キャベツだけではなく、人の体調も心配になってきます。
体調には気を付けましょう!!
12月26日(140日目)
寒波を乗り越え、もうすぐ年が変わるこの時期に、ちょっとは大きくなってきたかなといった脇芽の芽キャベツです。
脇芽の生長も本腰を入れ始めてきたと思うのですが、それでも昨年の芽キャベツの生長と比べるとちょっと遅いような、まだまだ小さな脇芽だと思います。
今年は例年よりも強い寒波で非常に寒い1週間がありましたが、それ以外の日は暖かく感じられる日ばかりなので暖冬といってもよいように思えます。
であるならば、もっと大きな芽キャベツが出来ていてもよいように思うのですが、逆に寒くないから大きくならないのかなぁとも疑っています。
1月9日(154日目)
年越しして1週間、前回の写真より2週間経過した芽キャベツの様子です。
茎の下の方だけではなく、上部の脇芽も芽キャベツの形になってきています。
大きさも一回りは大きくなっているように見えますが、それでも収穫にはまだ早いというのが現状です。
昨年の様子を確認してみると、ちょうど同じ時期の写真があったので以下に載せてみます。
こちら、昨年の芽キャベツの1月8日の芽キャベツの様子です。
スケールが無いので正確には比較できませんが、それでも茎に対してびっしりと芽キャベツがくっついているのが分かります。
また、節間が短く、寸胴なイメージに育っており、イメージ通りの芽キャベツに育っていると私は思っています。
この違いをみて、なんでだろうと改めて考えてみました。
昨年植えた芽キャベツは、早生品種でした。
今年の芽キャベツは、特に早生とも晩生とも書いていないので、普通の品種なのかも?
なのでこのあたりが成長度合いの違いに表れているのかもしれません。
1月17日(162日目)
葉や葉柄に紫色が見えています。
多分ですが、紫色が見えるのは寒さのせいだと思うので、病気などではないと思います。思いたいw
芽キャベツ自体は、少しは大きくなっている?ほとんど変化ない?どちらにも見える気がします。
芽キャベツの一番外側の葉が開いて来ているので、もう収穫時期なのかな?とちょっと悩んでいます。
このまま脇芽が伸びそうな気配を感じたら、ちょっと小さいですけど、速やかに収穫したいと思っています。
2月2日(178日目)
そろそろ収穫してもいい気がしてきました。
なんとなくスカスカなので、もう少し大きくしたいという気もあるのですが、なんとなく潮時のような…
ここまで10号のスリット鉢での芽キャベツの生長を見てきましたが、余った苗を適当に地植えしてほおっておいた株をご紹介します。
こちら、定植時に余った株なので、苗の時点では成長度は劣っていたはずなのですが、やはり写真のような環境でも鉢植えの芽キャベツよりも2回りくらい大きく育っていました。
脇芽の芽キャベツの大きさも、1回りは大きく、しっかりしている印象があります。
背丈も茎だけでも60㎝はあり、茎の太さも太くしっかりしています。
下の方は徒長した苗だったためか節間が長く、雰囲気はスリット鉢の方と似ていますが、この上記の写真のさらに上部の様子が以下の写真になります。
ご覧の通り、上部は節間が狭く、イメージ通りの芽キャベツが詰まっており、これぞ芽キャベツって感じです!
もういつでも収穫していい感じに見えますね。
やはり鉢植えよりも地植えの方が大きく育つのですね…
とはいえ、植える場所は限られてしまうので、鉢植えでも同じくらいに育てられるように精進したいです。
収穫
2月7日(183日目)
もう少し早くてもよかった感はありますが、本日、初めての収穫を行いました。
ちょっとスカスカに見えてしまい、見た目はアレですね…
サイズを測ってみると、ご覧のように2㎝くらいです。
最初の収穫なので、比較的大きなサイズの芽キャベツをいくつか収穫してみました。
サイズは、2~2.5㎝くらいでしょうか、若干小さいかも?と思わなくもありませんが、自分で食べるので十分な大きさだと思いなおすことにしました。
こちらは、余った苗を適当に地植えにしておいた株になります。
ぱっと見でも、こちらの地植えの芽キャベツの方が、1回り大きいような気がしていました。
実際に収穫してサイズを測ってみると、ご覧の通り2.5㎝前後がアベレージサイズと、やはりちょっと大きかったです。
勿体ないからと生長は遅れていた余った株でしたが、適当にでも植えておいたおかげで、結果、よりよい収穫になって、ちょっと得した感じですね♪
さて、調理スキルは素人なので、半分に切ってラーメンに投入して食べることにしました。
サクッと切ってみた切断面がこちらになります。
内部は黄色い葉のままで、普通のキャベツを縦長に小さくした感じです。
びっしりと葉が詰まった芽キャベツで、収穫してすぐに切断したので、とても瑞々しい様子です。
この後、豚骨ラーメンに、同じく栽培していたメロディーラインというニンジンを収穫し共に投入にて、しっかりと頂きました。
柔らかくも歯ごたえも残っておりつつ、ススっと歯で噛み切れ、歯触りというのかとても感触がよかったです。
ラーメンの写真は…、芽キャベツの風評被害になったらいけないので、自粛しておきます(笑)
おわりに
普通のキャベツを1個、もしくは半玉だとしても、毎日自炊しない私には多いと感じます。
そういった背景から、芽キャベツだったら必要な分だけ収穫して食べることができるので、個人的にはとても気に入っている作物になります。
同様の理由で、ちょっとだけ写真を載せた黒キャベツ(カーボロネロ)も、必要な分だけ葉を収穫すればいいので、とても便利なキャベツだと思います。
さて、今回の芽キャベツの出来は、前回と比較して、ちょっとだけ質というかサイズが落ちてしまいました…
1度目の種蒔きに失敗し、前回より1か月弱、生育期間が短かったためか、10号のスリット鉢が芽キャベツに合わなかったのか、理由は今の所ハッキリとは言えませんが、とにかくいまいちの結果でした。
どちらかというと、余った苗を適当に地植えした株の方が、しっかりとした芽キャベツを収穫できたので、ラッキーな収穫を得ました。
次回の栽培に向け備忘録的なものをつらつらと挙げていきます。
- 種蒔きの時期(6月末、7月上旬となるべく早くし、株の生長時期を長くとる)
- 苗を徒長させないようにする(陽の強さに注意しつつ、早朝から光を当てるようにする)
- 鉢植えでも地植えサイズの芽キャベツを収穫したい
- スリット鉢だったので、土が乾燥気味過ぎたかも?
また、前回とは品種が違う点も違いがありました。
今回は、種を自家採種可能な点を優先した品種でしたが、収穫に重きを置いた早生タイプの品種の方が、素人が栽培するには失敗が少ないのかもと、ちょっと思ったりもしました。
次回は、早生タイプの品種を改めて購入し、自家採種可能な品種と同時に栽培してみて、今回の結果が品種によるものか、栽培の管理が失敗していたのか、検証してみようかなと思います。
と、いろいろ書きましたが、もう何度か収穫は十分に行える量が残っているので、これはこれで成功と考えてもいいかなと、及第点は貰えるのかなと甘い採点をしようと思います。
自分で食べるので、採点は甘くてもいいですよね!w
最後までお読みいただき、ありがとうございました。