設定を変更したら、劇的に音質がよくなったと思うのだけど・・・

ソニーのWF-SP700Nを購入しました。
ワイヤレスのヘッドセットです。

SONY WF-SP700N

基本的に有線タイプを優先(笑)してきたのですが、有線タイプのヘッドセットだとコードが襟などに擦れるとノイズが聞こえてしまいます。
これを非常にストレスに感じていました。

また、ウォーキング中が暇だから音楽でも聞きながら、また、釣りなどのアウトドア時にスマホで通話もしたいなとも思っていたことも購入に踏み切った理由です。

始めてのワイヤレスヘッドセットなので他製品との比較はできませんが、音質も非常に気に入っており、大変満足しています。

ただし、設定の変更が必要です。
この設定を変更しないと、音質はいたって普通という印象でした・・・
もっとこの点をアピールしたほうがいいと思うのだけど、どうなんでしょうソニーさん?

その他、一部、思ってたのと違うなと思う点もありますが、それはこの商品に限ったことではないので、その辺りは次回に別途、投稿したいと思います。

SONY WF-SP700N(ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット)

今回、購入したのは、ソニーさんのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット、WF-SP700Nです。
いや、ワイヤレスノイズ・・・・・・、カテゴリが長いですねw


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発売したのは2018年4月と半年以上前です。
そもそも有線を優先(また書いてしまったw)してきたので、家電量販店で見かけても、新しいのが出たんだなぁ位にしか思っていませんでした。

以下は、ソニーさん公式の動画なんですが、テレビCMで見たような気がしませんか?

このWF-SP700Nは、動画の作りからも分かる様に、スポーツ時の使用を想定されています。
また、日常使いもできるようなデザインでもあります。

主な特徴は、

  • ノイズキャンセリング機能搭載
  • IPX4相当の防滴性能
  • EXTRA BASS sound(迫力の重低音)
  • ハンズフリー通話対応

でしょうか。

個人的に、ワイヤレスで、通話ができて、音楽が聞ければ、と思っていたので、機能的には満たしているんですね。

色は4色あるのですが、ピンクを選びました。
といっても、ピンクピンクしたピンクではなくて、ベージュに近いピンク?です。
装着した時に、この色が目立たなそうだったからです。

普段使いを考えると、目立たないほうが使い易いかなと思ってですね。

なお、WF-SP700Nの色や仕様の詳しい情報は、ソニーさんの商品ページを見てください。

WF-SP700Nを選んだ理由

もともと通話できればいいと思っていて、片耳のヘッドセットを検討していたのです。

また、初めての購入なので安いやつでいいかと思ったのだけど、いろいろなレビューを見ると、

  • 接続が途切れるだとか
  • 音質が悪いとか
  • すぐに壊れるとか

多くの商品に似たようなことが書いてあり、不安になったのでした。

そこで、どうせ買うならスマホはiPhoneだし、Apple AirPodsにしようかなと最初は思いました。


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ただ、個人的な好みで、カナル型ではないことが引っかかり、ただこの1点だけで諦めました。
バッテリーの面から見てもWF-SP700Nより長時間連続稼動できるなど、優位な点は多々あったんですけどね・・・

だったら、やっぱりソニーかなと思い、このWF-SP700Nにたどり着いた訳です。

もともとウォークマンを持っていて、ノイズキャンセリング機能があれば通話も聞き取りやすいのかなと思い、音楽も聞くならソニーさんなら音質にも定評あるし、スポーツタイプというのも釣りに行くときに使えそう(防滴)だというのも決め手でした。




カナル型で抜群のフィット感

Apple AirPodsを諦めWF-SP700Nを選んだ理由、そう、カナル型であるということです。
ご存知のとおり、耳の穴にピッタリと奥まで挿入するタイプのことです。

耳の形は人それぞれなので一概には言えないかもしれませんが、WF-SP700Nのフィット感は私には抜群です。
首を激しく振っても落ちる気配はありません。

ワイヤレスと聞いて心配だった点が、急に外れ、落ちた衝撃で壊れたり、無くしてしまうことでした。
今のところ、普通に走ったり、普段の生活での動きでは、その心配はないように思えます。

付属品には、以下のようにイヤーピース(大きさは、SS、S、M、Lの4種類)とアークサポーター(大きさは、M、Lの2種類)があります。

SONY WF-SP700N

そのため、耳の大きさによって自分にあったパーツを選ぶことができます。

セットアップ

セットアップといっても、非常に簡単で、

  1. 充電する
  2. 接続機器の機器登録(ペアリング)

だけです。

充電

充電は、充電ケースとヘッドセットの両方で行われます。

最初に充電ケースにマイクロUSBケーブルを接続し、USB ACアダプターとも接続して充電します。
(注:USB ACアダプタは別売です、USBハブやPC等でもOK、一部不可なタイプもあり?)

SONY WF-SP700N
(クリックすると拡大します)

見えにくいですが、写真を拡大してもらうと、マイクロUSB端子の左側が赤く光っているのが分かると思います。
充電中は、赤く点灯します。

ヘッドセット本体は、この充電ケースに収めることで充電されます。
こちらも拡大してもらえば分かると思いますが、充電中は赤く点灯します。

SONY WF-SP700N
(クリックすると拡大します)

ヘッドセット本体の充電を1回とカウントすると、充電ケース自体に2回分の電気が充電されています。

よって、ヘッドセット本体と充電ケースを満充電すると、外出時に計3回分のヘッドセットが利用できることになります。
途中で、充電ケースからヘッドセット本体への充電時間が必要ですが・・・

機器登録(ペアリング)

Bluetoothの機器登録も簡単です。

ヘッドセット本体側

充電ケースに収納した状態からL側(左側)のヘッドセットを取り出します。
青ランプが点滅しているのを確認し、L側のボタンをランプが青と赤の交互に点滅するまで(約7秒)押し続けます。

青と赤に点滅し始めたら、ペアリングモードになった証拠です。

iPhone側

iphoneの設定で、Bluetoothの項目を開きます。

BluetoothをONにすると、ヘッドセット本体側がペアリングモードになっていれば、以下のようにその他のデバイスの欄が追加されて、WF-SP700Nが表示されます。

SONY WF-SP700N

表示されたWF-SP700Nをタップすると、以下のように機器登録が行われます。

SONY WF-SP700N

自分のデバイスにWF-SP700Nが追加されていれば成功です。

ステータスが接続済みになっていれば、このままMusicアプリ等からの出力をWF-SP700Nで聞くことができます。




音質は非常に良いと思います!ただし、設定を変更したら!!

早速、音楽を聞いてみました。

うん、まあこんなものかなぁと初めは思いました。
でも、音質が良いという評判を聞いていただけに、ちょっと微妙な印象でした。

その後、iPhoneは机の上に置いたままウロウロしてみましたが、音が途切れることも無く一安心したところで、そう言えばアプリがあったなと思い出しました。

Headphones Connectというアプリです。
早速、AppStoreからインストールしてみました。

Headphones Connect
(クリックすると拡大します)

UIはシンプルで分かり易いですね。

主な機能として、

  • 外音コントロール(ノイズキャンセリングの設定関係)
  • イコライザー調整(8種のプリセットから選択)
  • 音質モードの切り替え(音質or接続の優先設定)

の変更が行えるようです。

上から順に試していって、一番最後、最後に重要な設定があったのです。
なんと、ヘッドセットのデフォルトの設定では、音質モードが”接続優先モード”だったんです。

Headphones Connect
(クリックすると拡大します)

音質モードを”音質優先モード”に変更すると、劇的に音質が良くなりました!!

“接続優先モード”では、イコライザーでいろいろプリセットを変更しても、その効果は薄かったです。
しかし、”音質優先モード”では、その違いが顕著に現れ、曲の印象までも大きく変わります。

また、イコライザーのプリセットをBass Boostに変更すると、このWF-SP700Nの特徴のひとつである「迫力の重低音を実現する「EXTRA BASS sound」」の効果がはっきりとでます。
低音がズンズン響いてくるのです。

この”音質優先モード”を知らないままだと、ホントに損してますよ、マジで!!

ソニーさん、売り方間違ってない?損してない?と思いました。
でも、よく考えると、接続が切れて音切れする方がユーザーにとって深刻な問題だと思うので、これはこれで間違ってはいない?

それでも、もっとこの”音質優先モード”は宣伝すべきかなと思いました。




おわりに

高校生の頃(遥か遠き20世紀のことですw)、ウォークマンでワイヤレスタイプが発売されていたんだけど、混線するという噂があったのです。
イヤホンから知らない曲が聞こえてくると友達が言っていました。
近くに同じワイヤレスタイプのウォークマンを持っている人がいたから、その人が聞いている曲だろうと。

さて、スマホで曲を聞いていたとして、ほぼありえないですが、混線したとします。(無理やりの仮定ですよ)

まあ、聞いている曲を他人に聞かれたからと言って、気分がいいものではないけど、まあ許容できます。
でも、万一、接続が切れて電車の中で大音量で曲が流れるのは勘弁して欲しいです。

いや、いきなりワイヤレスヘッドホンの接続が切れたからといって、スマホから急に曲が流れ始めるのかどうかは分からないんですけどね・・・
実際、そのへんは対策されていると思うけど。

長々と書いてしまいましたが、何が言いたいかというと、ワイヤレスに不慣れなんです、私が。

どうも、イヤホンもヘッドセットも、ネットの環境でも、有線タイプを選択してきたため、ワイヤレス環境の使用感がよく分かっていないんですね。

そんな中、ついに(今更?w)ワイヤレスに手を出したのです。
使えば便利だろうとは思っていたのですけどね。

せっかく買ったんだから、いろいろ使って見ようと思っています。

その辺のドタバタ劇は、また記事にできたらなと思っています。

※(追記)使ってみて思ったことを記事にしました→こちらから

世の中、こんなおじさんもいるのだなぁと温かい目で見てもらえると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。