17万5000件、1年間で足の付け根を折った人の人数

名医とつながる!たけしの家庭の医学を見ていて、ちょっと信じられないくらい骨折している人がいる現実にびっくりです。

単純計算で、3分毎に誰かが骨折している計算になります・・・

幸い、私は骨折したことはありませんが、この先はどうか分かりません。
ちょっとした衝撃で骨折してしまっているらしく、その原因は骨が脆くなってしまっていること。

いわゆる骨粗しょう症になっているのが最大の要因だそうです。

骨が折れ易くなる最大の要因、骨粗しょう症

骨粗しょう症とは、骨がスカスカになる病気ですよね。
対策としては、

  • カルシウムを摂る
  • ビタミンDを摂る
  • 運動をする

がよく知られているし、私もそう思っています。

が、これだけでは不十分だということです。
これらの対策をしていても、骨折のリスクが上昇している、骨粗しょう症予備軍がいるそうです・・・

まじか・・・

骨粗しょう症予備軍チェック!

上記の3つの対策(カルシウム、ビタミンD、運動)をしていても骨粗しょう症のリスクがあるとか。

自分が骨粗しょう症予備軍かどうか、チェックできるそうです。

DXA(デキサ)という専門的な骨密度検査で大腿骨の骨密度を測定する・・・
あれ?話の流れから自宅で簡単チェック!かと思っていたら違いました。
(;´д`)トホホ

ちなみに、骨密度が80%以上で正常、70%台が骨粗しょう症予備軍、70%未満が骨粗しょう症と判断するそうです。

番組では上記の3つの対策を実施している6人の被験者に対して骨密度を測定したところ、骨密度が80%以上で正常と診断されたのは2人だけでした。
残りの4人はいずれも70%台で骨粗しょう症予備軍ということに。

少なくとも骨粗しょう症ではないので、3つの対策が効果がないという事ではないのでしょうね。
ただ、何かが足りないということでしょう。




対策をしていても骨密度が低下するのはなぜ?

どうやら、カルシウムやビタミン類とは別に、もうひとつ重要な栄養素があるそうです。

先の6人の被験者の食事を分析した結果、正常な方が多く摂取し、骨粗しょう症予備軍の方は少なかった栄養素が浮上してきました。

それは、亜鉛だそうです。
意外でした。

骨は、50代以降、急に骨量が減り脆くなっていくそうですが、亜鉛を十分に摂取する生活を続けると、逆に半年で0.5%、一年後には2.5%も骨量が増加するデータがあるそうです。

骨と亜鉛の関係

番組に登場した医師によると、骨粗しょう症の患者さんで、しっかり治療しても症状がよくならない患者さんが多数いたそうです。
不思議に思い研究してみると、亜鉛不足が原因と判明したため、患者さんに亜鉛の摂取を指導したら、骨密度が大幅に改善する結果に。

お年を召した方でも、何歳であっても骨密度は上昇するとも言っていました。
とはいえ、上昇度には違いはあるのかもですが。

亜鉛の働きですが、カルシウムで骨を作る細胞の働きを活性化するとのこと。
なので、年は関係なく骨密度が改善するそうです。

亜鉛と言えば、牡蠣やお肉、チーズをイメージします。
今でもお肉は好きですし、理由は忘れました(だから備忘録的に記事にしているのです・・・)がチーズも取るようにしています。
亜鉛の摂取については、少しは大丈夫かなぁ。

亜鉛の上手な取り方は?

もうお肉は沢山食べれない方に、食べやすいレシピの紹介がありました。

目標は、毎日の食事に亜鉛を4mg、カルシウム22mg以上を足すこと。

さて、亜鉛4mgって何をどれくらい食べればいいのでしょうか?
牛もも肉なら約100g、食事に足すというか、メインのおかずになっちゃう量ですね・・・

カルシウムの方は、牛乳コップ1杯分らしいので、こちらは何とか行けそうですが。

番組で紹介されたレシピですが、

  • 肉以外で亜鉛とカルシウムが摂れる常備菜
  • 色々な料理にアレンジ可能
  • レンジだけで調理

という、簡単にできるものだそうです。
それを2つ紹介してくれました。

お肉以外なのは、お年を召した方は、お肉を好んで食べないから?
最近のお元気なお年寄はお肉をパクパク食べているそうですが、だから元気なのかな。




ひとつ目の常備菜

使う食材は、亜鉛・カルシウムが豊富な油揚げ。
油揚げ3枚くらいで、1日の亜鉛とカルシウムの摂取量をほぼ賄えるとか。

いや、3枚って多くない?
って思いましたが、どうなんでしょう。

とりあえず、1つ目のレシピは、油揚げの甘辛煮とのこと。
手順は、

  1. 油揚げ(3枚)を短冊切りにして、耐熱容器に入れる
  2. 調味料を直接入れる
    • 砂糖・・・大さじ2杯
    • 醤油・・・大さじ2杯
  3.  かき混ぜて調味料と馴染ませる
  4. ふっくら仕上げるために水を加える
    • 水・・・大さじ4杯
  5.  ラップを落し蓋のように下に落とすようにかける
    • 熱効率アップ
  6.  レンジに入れて、600wで4分加熱する
  7. 最後に鰹節(約8g)を追加し、混ぜて完成
    • 鰹節にも亜鉛が含まれている

これは超簡単ですね。
調理時間も短く、ある程度保存も効きそうです。

明日にでも作ってみようかな。

2つ目の常備菜

もうひとつは、タラコとゴマの万能ふりかけ。

こちらもさっそく手順を。

  1. 耐熱容器に、タラコを入れる
    • タラコ・・・100g
  2.  キッチンバサミでタラコを切り、ペースト状にする
    • 中身を出す感じ
  3. ゴマをひねりながら加える
    • ゴマ・・・大さじ2杯
    • ひねって香りアップと消化吸収をよくする
  4. さらに、青ねぎの刻んだものを加え、まぜる
    • 青ねぎ・・・1束
  5.  ラップを落としてかける
    • 熱効率アップ
  6. レンジに入れて、600wで3分加熱する
  7. お好みで、柚子の皮をすりおろす

こちらも簡単レシピですね。
青ねぎはビタミンCが豊富で、亜鉛の吸収を助ける効果があります。

2つのレシピは、使う食器も最小限で、洗い物が少なくてよい感じだと思います。

おわりに

骨を丈夫にする栄養素に、亜鉛があることを始めて知りました。

カルシウムやビタミンDは、結構昔から言われているので知ってはいましたが、それだけだと方手落ちなのですね。

いくらカルシウムを摂取しても、それを効率よく使って骨にならないのであれば、本当にもったいない話です。

油揚げは好きなので、うどんによく乗っけて食べています。
紹介のあった油揚げの甘辛煮、作ってみたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。